愛されたい…５

隆二side ページ14

自分の部屋に戻ったものの
眠れなくて…
自販機で飲み物買って
外へ涼みに出た…

夏特有の生暖かい風…

Aちゃん…
あんな顔したらダメだわ…
無理だって分かってんのに…
少しでも期待しちゃうじゃん…マジで………

分かったかなぁ…
あの合図…



いつの間にか時間が過ぎてて…


もうさすがに寝ないとヤバイから､部屋に戻った…

Aちゃん!?汗
自分の部屋の前でしゃがみ込んでる…

隆「Aちゃん？」

と呼べば､目に涙が溜まってて

『隆二くーん!!泣』

と呼んだ瞬間､涙が溢れた…


理由を聞けば､
眠れなくて飲み物買いに行った時に､
鍵を持つのを忘れて部屋に入れない…汗

『フロント行くしかないって思ったけど…こんな部屋着じゃ行けへんやん…』


だよなぁ…
短いショートパンツのルームウェアだし…汗


隆「とりあえず､俺の部屋来る？笑」

『でも………いいの？泣』

隆「じゃあ､ずっとここに居るの？笑」

『それはいやや…』

隆「じゃあ､おいで？笑」

『………うん』


Aちゃんに手を出すと､掴んでくれたから
立たせて部屋に入れた…

俺も正直キツイ…

ショートパンツでも短すぎる…

色白で細くて､長くて…
すらっとしたら脚に…
無意識に目が行く…

『フロントに電話させて？汗』

隆「うん！いいよ笑」


Aちゃんは部屋の電話から電話した…


『…………出ぇへん汗』

隆「Aちゃんが大丈夫なら寝る？笑」

『え？汗』

隆「俺はソファーでいいし､明日また早いから寝ないとしんどいよ？笑」

『じゃあ､うちがソファーでいい!!汗
隆二くんの方がちゃんと休まへんとあかん!!汗』


そうなるよね…笑


隆「女の子をソファーで寝させれないから！
じゃあ､一緒に寝る？笑」

『え？／／／』

隆「どっちか決めていいよ！笑
ベッドで1人で寝るか､一緒に寝るか！
どっちにしろ､臣に怒られそうだけど…
わざわざ言わなきゃいいし！笑」

『うん／／
じゃあ､一緒に寝よ？／／』

隆「いい子！
明日体調崩したら､大変だからね！笑」

『うん､分かった…／／』


Aちゃんが顔真っ赤で
スゲー緊張してるのが分かる…


隆「Aちゃん､緊張し過ぎ！
何もしないから…おいで？笑」

『緊張するって／／／
隆二くんと寝るなんて､一生の運使い果たしたみたいやし！／／』

ヤバイ……笑
可愛すぎる……／／／

隆「じゃあ､もう一生ないかも知れないじゃん！
だから､早く寝よう！おいで？笑」

『……ｯｯ､／／／』

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