ONE WAY LOVE 〜片想い〜

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俊ちゃんに頼まれた
買い出し行って帰ってきて
俊ちゃんにお客さんが居るから出て欲しいと
頼まれて
ソムリエエプロンをしてから
店に出ると




『……』




昨日の夜のお客さんが2人
カウンターに座ってた…


私は今は仕事中だし
別に昨日の事をズルズル引きずるのもヤダし
ただ黙って仕事をした…

すると…




？「あのさぁー」




と声が聞こえて
私が振り向くと
臣？だったと思うんだけど
そう呼ばれてた人と目が合った…




『はい？』




と返事をしてるのに話さないから




『ご注文ですか？』




ともう一度聞いた…




臣「いや違う」




え？

なんで私は呼ばれたの？汗





『じゃあ､なんでしょう？』



臣「昨日の事なんだけど…」




あぁ…

昨日の事ね…




『昨日の事がどうかしましたか？』





と聞くと
臣って人は眉間にシワを寄せた…




臣「………」




腹立つなら話しかけなきゃいいじゃん…




隆「昨日､俺らもかなり酔っ払ってたから
ごめんね？汗」




と謝ってきた…


確か…隆二？だったっけな…




『別に気にしてないので大丈夫です！
なので､お2人もお気になさらず！』




と軽く微笑みかけて
また背を向け仕事を始めた…





臣「男がダメなんだって？」




え？




私は予想外の質問に手が止まった…





臣「俊さんから聞いた
だから､申し訳なくてさ…ごめん」



『っ……だから､気にして頂かなくて結構です』



臣「お前さぁ…
人が素直に謝ってんだから
もう少し言い方ってのがあんじゃね？」






言い方？

心を開いてない人に
言い方も何もないじゃん…



と少しイラッとしてると
俊ちゃんが料理を運んできた…





俊「はぁーい！出来たぞ！笑」



隆「うわぁ､美味そっ!!
食べようぜ！臣！笑」



臣「……あぁ」



俊「A？笑」






と俊ちゃんが優しい笑顔で
私の頭に手を乗せた…





『……なに？』



俊「お前も先に賄い食べろ！な？笑」



『いいの？』



俊「あぁ笑､いいよ！」



『ありがとう笑』







私はエプロンを外して
カウンターから出て
カウンターの1番端に座ろうとした…


すると…






隆「こっちおいでよ！」



『え？』



隆「1人で食べるより
一緒に食べた方が美味しいじゃん？ね？笑」







と隆二って人は
私の賄い料理を勝手に自分と臣って人の間に置いた…

なんで真ん中なのよ…

ほんと無理…




俊「A､おいで！笑」




俊ちゃんが言うから座った…

臣side→←隆二side

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