ONE WAY LOVE 〜片想い〜

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私は何をしてんだろう…



『っ､』



店の奥へと入って
座り込んでしまった…



すると…



俊ちゃんと登坂さんの会話が聞こえてきた…





俊「……臣､説明して？」



臣「電話を切る前に
この番号はAちゃんのかどうかを聞いて…」



俊「うん､で？」



臣「私のです､っていうから
登録しといていいか聞いたんすよ…
なら､スゲー微妙な反応が返ってきて…」



俊「Aが微妙な反応したのか？」



臣「はい…
その反応が俺にすればかなりショックだった…
というか…汗」




え？

じゃあ…

登坂さんがあんな声と言い方になったのは
私の反応のせいって事…なの？




『っ､』



俊「ショック？」



臣「俺の勝手な思い込みだったんだろうな…って」



A「思い込み？」



臣「少しは俺に心を開いてくれてんだろうな…
って思い込みっす！汗」



隆「臣…」



臣「だから､その反応で…
まだ信じてもらえてねぇんだな…
まだ心なんて開いてくれてなかったんだ…って
思い知らされた…感じになって､
冷たく接してしまったんすよね…汗」



俊「そういう事かぁー汗」



臣「あっ!!汗
と思った時には電話切られちゃって…
そのまま…って感じっす…」



H「Aちゃんはまた違う取り方を
したのかも知んねぇな…汗
んで､今市の事も避けてたんだろうな…」



俊「ですね汗」





私は

自分が登坂さんにそんな思いをさせてた事

そして

全く関係のない今市さんにまで
嫌な思いをさせていた事に

涙が止まんなくなった…






俊「A！」





と俊ちゃんが呼んでるけど
涙が止まんないから返事も出来なくて
泣いてると


私の視界に俊ちゃんの靴が見えた…





俊「ったく､1人で泣いてんなよ！」



『っ､だって…っ』



俊「その涙の理由は？」



『登坂さんとっ…今市さんに…っ
罪悪感があるからっ…』



俊「なら素直に謝ればいいんじゃね？笑」






と優しく泣いてる私の頭を撫でてくれた…





『ぅん…っ』



俊「なら謝りに行こ？な？
それに､みんな楽しく飲めねぇだろ？笑」



『ぅんっ､分かったっ…っ』





私は俊ちゃんと店に出て
私だけカウンターから出て
今市さんと登坂さんの前に立った…





臣「……」



隆「Aちゃん？」



『っ､ごめんっ…なさいっ!!』




と私は2人に頭を下げた…




臣「なんでお前が『私っ…っ』ん？」




私は涙が止まんないまま
俊ちゃんに言われたように
素直に自分の気持ちを伝えた…

隆二side→←臣side

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