ONE WAY LOVE 〜片想い〜

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俊「臣が素直に
頼んでんだし待っててやったら？笑」




あれは…

素直……なのか？汗





『………分かった』





と返事だけをして
お客さんが来たから仕事へと戻った…





俊「あいつら…もしかして………汗」





と俊ちゃんが呟いていた事なんて知らずに…







そして
15時に一旦CLOSEの看板を掛けて
私は1度家に帰り
お風呂を済ませて
すっぴんにマスクで俊ちゃんの店に向かった…



俊「お前､すっぴん？笑」



『だけど､なんで？』



俊「いや､すっぴんで外歩ける女って
少なくね？笑」



『そーなの？知らない！』



俊「臣とかに見られて恥ずかしくねぇの？笑」



『別に､好かれようとしてるわけじゃないもん』



俊「んまぁ､それもそうか！汗」







と俊ちゃんは苦笑いして
私の頭をポンポンとした…



これが私だもん…



イヤなら離れていけばいい…







俊「飯､食ったの？」



『まだ笑』



俊「しゃーねぇーな！
作ってやるから待ってろ！笑」



『ありがとう！俊ちゃん！笑』







と俊ちゃんに言うと
優しく微笑み､店の奥へと入っていった…



店はまだOPENになってないから
私はテレビを付けた…





《虐待の可能性があり…》





最近…こんなニュースばっかりで
ほんと観てらんない…





『虐待するぐらいなら…
子供作んなきゃいいじゃん…』





と私はテレビを消した…





欲っていうものは

ほんと必要の無いものだと思う…





そんな事を考えてると




俊「ほら！出来たぞ！笑」




と俊ちゃんが私の好きなパスタを出してくれた…





『ありがとっ!!笑』





と言って
私はパスタを食べ始めた…






俊「お前はほんと可愛いよ！笑」





と俊ちゃんはカウンターに肘をつき
食べてる私を見つめてた…






『え？』



俊「外見も可愛いと思うけど
中身はほんと純粋で可愛いと思う！笑」



『………っ､』






中身を可愛いって言われた事なんて
無くて
私は胸がキュッとなって
涙が出そうになった…






俊「もっと自分に自信もっていいよ！」



『しゅんちゃん…』



俊「もし､この先…ずーっとお前が1人なら
俺がもらってやる！
だから､安心しろ！な？笑」






と俊ちゃんは満面な笑顔で
私の頭をワシャワシャと撫で回した…


そして


店のOPENの準備すると言って
また店の奥へと入って行った…





『っ､』





なんか分かんないけど…

すごい安心感があるのと
すごくドキドキした…

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