検索窓
今日:16 hit、昨日:16 hit、合計:529,849 hit

26* ページ27

.






「ふっ.....っ...ん、」
「は、っ.....Aっ、」






ユンギさんのものに優しく触れ、そっと口に含む。独特の匂いと苦みに顔を顰めるが頭上から漏れる吐息に身体が興奮して、離すことは出来なかった。
筋を追うように舌でなぞって、時折優しく食んで。苦しそうに涙と涎で顔を濡らしたユンギさんを、早く解放してあげたかった。

男性のそれを見た事なんて無かったし、勿論口に入れたのも初めてで。ユンギさんの気持ちいいところを手探りで探すも、ユンギさんはもどかしい声を漏らすだけだった。
すると震えるユンギさんの手が、私の手を包んでゆっくり別の場所へ誘導する。弱々しい声で私を呼んだユンギさんは私の後頭部に手を置いてゆっくりと腰を動かし始めた。






「ん、っ.....そこ、にぎっ、て.....」
「ふぁ.....ん、んぅっ...」
「あっ...っは、きも、ちぃ.......」






そのまま私の喉奥を突かれ、そのスピードはどんどん増していく。ほぼだらしなく口を開けたままの私の口内が彼のものでいっぱいになる。
A、Aっ...と切なそうに名前を呼ばれる度に、彼のものがびくりと脈打つのが分かる。私の身体もそれに反応して熱を帯びる。

耳を塞ぎたくなるほどの水音が木霊して、一際大きい声で私を呼んだ彼のものが私の喉奥目掛けて熱を放出した。苦くて、不味い。それなのに私はどこか満たされたような気分で、彼は白い肌を火照らせてズルズルと私の目の前にしゃがみ込んでしまった。






私はごくん、と彼の白濁を飲み込んだ。






.

27*→←25*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (618 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1478人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

この作品にコメントを書くにはログインが必要です   ログイン
感想:  ログイン

ヒスイ(プロフ) - 桜餅.さん» ありがとうございます、オメガバースというジャンルがこの界隈にも知られていけば嬉しいなと思います。オメガバースシリーズぜひジミンさんの方も宜しくお願いします(^^) (2019年8月11日 9時) (レス) id: d14f85405c (このIDを非表示/違反報告)
桜餅.(プロフ) - オメガバース好きなので嬉しいです、とても感動しました。このような作品を作っていただきありがとうございます (2019年8月9日 23時) (レス) id: 444f8cfc75 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - もりぞうさん» こちらこそありがとうございます!ジミンさんのお話の方もぜひ宜しくお願いします!こちらこそ応援しております。 (2019年7月20日 17時) (レス) id: d14f85405c (このIDを非表示/違反報告)
もりぞう(プロフ) - 遅くなりましたが完結おめでとうございます!素敵な作品をありがとうございました(^^)続編も読ませてもらってます。ジミン氏のお話が読めて嬉しいです!これからも応援しております(*^^*) (2019年7月18日 21時) (レス) id: a002e2b5b9 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - のさん» そう言っていただけると私もとても嬉しいです。人同士の繋がりはとても大事に書かせています。誰かの為に、逆に誰かのせいで、そういうものに世の中は呑まれているなといつも思っているからです。今後も宜しくお願いします! (2019年7月15日 20時) (レス) id: d14f85405c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ヒスイ | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年6月8日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。