〈完〉本能の領域

オメガバース ページ1

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元ネタは英語圏の二次創作「Omegaverse」


オメガバースとは、「通常の男女の性別+狼の群れの階級社会」のこと
基本の♂♀という性別に加えてα/β/Ωの3つの性別が与えられる。

今回は話に必要な情報のみを記載します。
気になる方はぜひ調べてみてください。




- α/アルファ

男女ともに支配階級に当たる。身体機能及び知能が優れやすいエリート体質。
人口は少ない。
ヒート中のΩ性との接触は、どんなに理性的なα性であっても抗えきれない強烈なヒート状態を引き起こす。
ユンギはここに属する。



- β/ベータ

最も人口の多い種族。基本は人と何ら変わりはない。
Ωのヒートにも基本当てられることは無い。
ジミンはここに属する。



- Ω/オメガ

最も人口が少なく、階級も最下層。
10代後半から「ヒート」が現れるようになり、当人の意思に関係なく約3ヶ月に1度の頻度で1週間ほど強いフェロモンを放出。(今作では2ヶ月に1度の頻度)
ヒート中は物事を考えるのすらままならなくなるほか、フリーのα性β性を見境なく誘惑してしまう。
α性と「番(つがい)」になることでヒートは収まる。
番とは、「運命の番」と呼ばれるタイプと一般的なタイプがあり、α性がΩ性のうなじや喉を噛んでフェロモンを変質させて番となる。
番はどちらかが死ぬまで解除されない。
ヒート対策として、「抑制剤」が存在する。
抑制剤を用いて自身をβ性と偽り生活するΩ性もいる。
今作の抑制剤は一日二錠タイプ。
主人公はここに属する。





ざっくりとこんな感じです。
これを踏まえてどうぞ。

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