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人形の家12 ページ13

〜典子さんの部屋〜

あたしは一番後ろにいたのだが、今度は足を掴まれた。

主:っ!!!!

ぼーさん:嬢ちゃん?

礼美:あやみじゃないもん!!

エコーがかかったように聞こえた。すると…

ドン!ドン!ガタン!!

ポルターガイストが始まった。

礼美:あやみじゃないもん…

ポルターガイストが小さくなる。

礼美:違うもん!!!!

ドン!!ガタン!!

ポルターガイストが大きくなり棚が倒れる。

主・麻衣:!!典子さん!!!!

〜ベース〜

主:ポルターガイスト…礼美ちゃん…子ども…

主(何か…大事なところが抜けてる…どうして礼美ちゃんなのか。まるで礼美ちゃんを孤立させようとしてる…ん?孤立…?)

主:友だち…

麻衣:A、何呟いてんの?

主:い、いや、なんでもない。(*^^*)

?『あそんでよー。おねぇちゃん!!』

子供たちが足や腕を掴んでくる。

ソファに座ろうとすると、腕を掴んでた子供がぎゅっと引っ張った。

主:わっ!!!!

バタッ

当然、転けるあたし。

ぼーさん:またかよ、嬢ちゃん。

もう皆が呆れ顔でこちらを見る。

主:いたた…(´Д`)ハァ…ちょっと出る。

〜廊下〜

主:…

?『遊んでくれるの?』

キラキラした目で見てくる。

主:夜中。

?『???』

主:かまって欲しいのなら、夜中に中庭においで。歌を聞かせてあげるから。

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作者名:黒薔薇姫(黒いばら姫) | 作成日時:2019年2月7日 9時

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