２１ ページ21
数日後
いつも通りの日常を過ごし
仮の家にも時々帰って風磨と過ごす
そんなこんなで
「なんであたしが持ってかないといけないの！」
忘れ物を、あたしは親か！
ラジオの収録、
警備員さんは意外にすぐ通してくれて
イライラしながらエレベーターに乗った
「あたし今日忙しいんだよ！多分！」
ピンポーンって音と同時に開いた扉
目の前には見たくなかった顔
うらら「あっ、お久しぶりです〜」
ぶりっ子の話し方
「お久しぶりでーす♪」
ちょっとムカつくから真似してやった
あれから少し気になって、この子の事を調べてみた
名前は麗(うらら)
あたし達とタメで、人気のアイドルさんらしい
麗「どこ行くんですか？風磨くんのとこですか？」
「はぁ？風磨くん？」
つい口に出ちゃった...
麗「言っちゃいけないですかー？風磨くんはいいよって」
首傾げて可愛い子ぶるから、首折ってやろうかと思った
「そうなんだ、じゃあホント急ぐから」
隣を通り過ぎようとした時
しっかりと手首を掴まれた
「なに？」
麗「風磨くんとホントに仲良んですか？」
仲がいい？んなわけ←
仲がいいとかを通り越して仲が悪いまで戻って来たってのが正解。笑
「普通だよ？」
もういいでしょ、お願いだから離してよ。
麗「普通ですか、へぇ〜」
離された手
もう無視して行こうと思った
麗「なら風磨くんあたしにくださいよ」
「なんでそうなるの」
麗「だって普通って言ったじゃないですか〜、風磨くんって身長高いしかっこいいしあたし好きですよ♪」
「見た目だけじゃん」
麗「あっ、そうだ、あたし風磨くんにキスしました、嘘だと思ったら本人に聞いてください」
「もういいよ」
嫌な女の関係
どうせ嘘でしょ、そう思いながら内心少し焦った
ドアを開けると、怒ってる健人くんと、ビックリしてる風磨
麗ちゃんが言ったことは間違ってなかった。
「忘れ物持ってきたよ...あれ？どうしたの？」
知らない振りして風磨に近づくと
風「触んな」
初めて風磨に拒否された。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1415人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シンデレラ - この小説読むときは毎回ドキドキ！！大好きです♪ (2014年8月7日 19時) (
レス) id: a21e876df0 (このIDを非表示/違反報告)
愛梨☆ - 確かに！笑 (2014年4月2日 0時) (レス) id: 8f400993ef (このIDを非表示/違反報告)
菊池♪りぃちゃま - やばい笑はまったわ(´・ω・`)ドキドキ (2013年10月28日 16時) (レス) id: e31f39874a (このIDを非表示/違反報告)
k - 樹出てきたのビビったけどテンションあがりました！ (2013年10月25日 17時) (レス) id: d90b4f0053 (このIDを非表示/違反報告)
ふみえ - もー、あんまり恋愛とか好きじゃないですけど、とーってもきゅんきゅんしました!(*^^*)それくらい素晴らしいです♪ (2013年10月22日 21時) (レス) id: df8c8c4652 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：作者
| 作成日時：2013年10月9日 20時
