【d！】幼き軍人特待生【zm】 (ページ9)

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zm｢ししょうおにごっこ強い〜。。｣

『ふふっ、ゾムも速かったぞ』

zm｢むーー…｣

そう言ってゾムは捕まったことが悔しかったのか私の腕の中でむすっと頬を膨らませる

ゾムとの鬼ごっこを2桁以上やっているおかげかゾムの行動の傾向を少しづつ理解してきた私は今回いつも以上にゾムを早く捕まえることが出来た。ゾムからしたら早く捕まったことが悔しかったんだろう

『悔しいのか？』

私がそう聞くとこくこくと一生懸命頷くゾム

zm｢ぼくもししょうみたいにもっと足速くなりたい…｣

『今でも十分速いんだからこれからゾムはもっと速くなるぞ』

zm｢ほんま…？ししょうより速くなれる……？｣

『毎日たくさん訓練して，たくさん食べて，たくさん寝て，たくさん遊べば速くなれるぞ』

『だから早速たくさん訓練頑張ろうな』

zm｢……がんばる。。｣

『たくさん頑張ったらその分ゾムのこといっぱい褒めるからな』

zm｢…いっぱいがんばる。。｣

そう言ってしゅんと下を向きながらぐりぐりと肩に顔をうずくめるゾムの頭を優しく撫でた

今日は鬼ごっこも訓練も頑張った少年のことをたくさん褒めてあげよう

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