【d！】幼き軍人特待生【zm】 (ページ8)

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zm｢ししょう！あそぼ！｣

昼の訓練を行い小休憩を取っていると、そう言ってゾムが目を輝かせながら私の元まで走ってくる

『私と遊びたいのか？』

zm｢うん！ししょうとあそびたい！｣

ゾムは身体能力が極めて高く、争って闘争心を高めていくことが大好きだ。そんな彼が遊びたいだなんて言えば当然遊ぶ内容は

zm｢""おにごっこ""！｣

だと思った

採用面接で会った時も、こちらはゾムを捕獲しないとと思っていたのに対して私たちから逃げ回っていたゾムは""鬼ごっこ""のようなものをしていた感覚だったらしく、元に最終的に私がゾムを捕まえた時も｢おにごっこ楽しかった…！｣と"強者"の発言をしていたのだ

『おにごっこか。。。』

とはいえ鬼ごっこなんて明らかに訓練の休憩中にやる遊びではないことは明確で、もう少し体力の使わない遊びをした方g…………

zm｢ししょうとおにごっこ…！｣

zm｢あかん……？｣

『やるか！おにごっこ！』

最近教官として良くないなと思っている点が""めちゃくちゃゾムを甘やかしてしまう""ところだ

最初はゾムを一流の軍人にすべく今みたいに甘々…とまでは行かなかった気がするのだが、日が経つことにゾムに対してどんどん甘くなっている自覚があった

zm｢やった〜！じゃあ今日はししょうがおにで、ぼくがにげる！｣

『良いぞ。すぐに捕まえてやるからな』

zm｢絶対つかまらへんもん！｣

そう言って私の傍から駆け足で走っていく元気なゾムを見送りながら、ゾムを捕まえられるように私は軽くアップをし始めた

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