【d！】幼き軍人特待生【zm】 (ページ19)

今日:42 hit、昨日:53 hit、合計:15,231 hit

19 ページ19

.

……しょ〜！お……て〜！！！

『ん………ゾ…ム…？』

喋っているのか寝言なのか自分でも判断できないような声を出しながら、誰かによって繋がれている手を弱い力で握り返す

zm｢ししょう！おはよ！！｣

私の眠たさとは正反対に元気いっぱいの声を出しながら、私に話しかけるゾム。寝坊してしまったのかと焦り、少し意識が覚醒する中で近くに置いてあったスマホを確認する

しかし時刻は何時も起きている時間より1時間早い4時と記されていて、寝坊していなかったことを確認すると安心してかまた瞼が落ち始める

というかゾムがこの時間起きてるのを初めて見るな。。声を聞いた感じまた怖い夢を見たとかではなさそうだし、単純に目が覚めて訓練の気分になっ。。。。

zm｢ししょう、いっしょに訓練しようや！｣

薄れていく意識がゾムの声で再び戻されていく。とはいえ眠たいものは眠たいのですぐに意識がまた薄れていく感覚がした

『ん〜。。。。訓練……あとでやろうな。。。。。』

zm｢ぼく、今からしたい！｣

『ん。。。すご…いな。。。。』

zm｢ほんまに！？ぼく、すごい！？｣

zm｢……？ししょう…？｣

zm｢ねてもうたん…？｣

zm｢……………｣

zm｢ししょうがねるなら、ぼくもいっしょにねる。。｣

ゾムはそう言ったあと私が寝ているベッドの中に入ってきてそのままぎゅっと私に抱きつく

zm｢ししょう、温かいな…！！｣

zm｢……なんか、独り言みたいでさみしい。。。｣

zm｢……おきたら、いっぱいかまってな…！｣

zm｢おやすみ、ししょう…！｣

今日驚いたたことは朝起きた時にゾムが私のベッドで一緒に寝ていたことと、ゾムがいつも以上に"かまってちゃんで甘えたさんだった"ことだ

.