さんじゅうさん ページ34
1人で下駄箱行くのも久しぶりやなー
あ「え、、」
錦戸先輩居るし、、
ここは素通りやな。笑
何事も無かったかのようにスマホをいじりながら通り過ぎる、、はずだった
亮「まって」
また手を掴まれた
あ「、、なんですか？」
亮「一緒に帰ろ、今日1人なんやろ？」
なんで知ってるんだ、、今私が一人だからか笑
あ「1人でも大丈夫ですよ笑」
亮「俺が一緒に帰りたいねん。」
あ「え、、」
亮「ほら、はよ行こ」
無理やり一緒に帰らされてる。笑
亮「なぁ、なんで俺の事避けるん？」
うお、マジか、、
あ「避けてないですよ」
亮「避けてるやん！俺が話しかけたら逃げるし、電話も出えへんし、目も合わせてくれへん」
あ「それはっっ、、」
亮「俺のこと嫌いなん？」
いや、むしろ逆です
あ「違いますけど、、」
亮「ならなんで避けるん、、俺なんかした？」
あ「なんもしてないですよ、、」
亮「じゃあなんで、、」
あ「錦戸先輩と仲良くすると、女子の敵に回るから、、」
亮「そんなん、大倉とかとおっても一緒やんか」
確かにそうや
あ「私だって、前話しかけようとしたんですよ！なのに、なんか綺麗な女の人に連れてかれてたから、、わたし話しかけない方がいいと思って」
亮「あぁ、あいつのことか、、」
あ「前手繋いでじゃないですかだって」
亮「見てたん？」
あ「たぁく、忠義先輩と帰ろうとしてたら下駄箱で手繋いでたから嫌でも見えたんです！」
亮「たぁくんって呼んでんの？」
あ「呼んでって言われたから」
亮「ふーん」
聞いといたくせに興味無さそうだなおい！笑
亮「俺、避けられてめっちゃ悲しいんやけど」
あ「え、、？ごめんなさい」
亮「おん、もう避けへんとってな？」
あ「いや、、それは無理です、、」
亮「なんで！？」
あ「錦戸先輩の彼女に嫉妬されたら怖いですもん」
亮「は？おれ、彼女おらへんし。」
えええええ！？
あ「え！？」
亮「あいつは幼馴染やで」
あ「、、どっちにしろ、幼馴染の人に嫉妬されたら怖いです」
亮「そん時は俺が守ったるよ」
あ「女子の怖さ知らないでしょ笑」
亮「あんまわからへんな笑」
あ「なら、簡単に守るとか言ったらダメです笑」
亮「好きな女くらい守らせてくれや、、」
、、、はっ！？
あ「え？」
亮「ちょっと待って/////忘れて今の！/////」
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作者名：ぽにょ | 作成日時：2019年8月16日 10時
