.02. 茜ちゃんと金髪くん ページ2
:
教室に入ると、知ってる人が1人も…
いや、いるんだろう。いるんだろうけど仲良い人が。
…てか、私の席に誰か座って、しかも爆睡してて
「 ……あの、そこ私の 」
茜 「 ……ん、え!うわ!ごめん!! 」
「 え、あ、ううん 」
茜 「 え、ほんなら私どこ? 」
「 …多分一個前 」
茜 「 うわ、ほんまやん。ごめんな 」
って。なんかこれ、去年も同じことがあった気がする。( 隆平ね、隆平 )
茜 「 名前は? 」
「 あ、AAです 」
茜 「 Aね、覚えた! 」
「 あ、あのお名前 」
茜 「 柏木 茜 ! 茜ちゃんでも茜でもお姫様でも 」
「 茜ちゃんで 」
茜 「 ふふ、手強いなA 」
「 こっちのセリフです 」
そんな感じで新学期初めてのお友達は 茜ちゃん。
茜 「 てか、Aの隣誰? 」
「 あ、確かにまだ来てない 」
茜 「 すっごい不良とかじゃない?笑 」
「 え、ないないない笑 」
茜 「 でも始業式に遅刻だよ? 」
「 ………やめてよそれ、 」
不安になるじゃん。ヤンキーなんじゃないかって。
茜 「 ほんじゃ、もっかい寝る 」
「 え、まじか 」
茜 「 なにー?寂しいのー??笑 」
このノリどこかで。
「 寂しくないもん 」
茜 「 ふふっ、じゃあおやすみ 」
って 茜ちゃん ほんとに寝ちゃったよ。
すごい、熊みたいだ。
まるで、…… 忠義 。
(( キーンコーンカーンコーン ))
チャイムが鳴ってもほんとに隣の席の子は来なくて。
それに前の席の 茜ちゃん も、寝たまんまで。
・
・
『 …遅れてすんません。 』
その声と共に入ってきたのは、
金髪
金髪
金髪
の 超美形の男の子。
きょろきょろして、席を探して私と目が合う。
「 …うげ、まさか 」
『 …あ、隣。よろしく 』
ぎこちなくそう言って、席につく 金髪くん。
「 よ、よろしくです 」
『 ん、硬いわ 』
「 …よ、よろしく 」
『 ん。 』
って、え? 怖い怖い。
なんで私の周りは関西人しかいないんだよ。
・
・
茜 「 ん、よく寝た。 」
「 今から体育館行くんだって 」
茜 「 そんな気がして起きた 」
「 え、天才 」
茜 「 思ってなさそー 」
茜ちゃんとはそんな会話。
てゆか、寝てるんですけども。金髪くん。
「 …金髪くん 」
茜 「 いや、名前呼んだって笑 」
「 え、名前知らな… 」
『 …横山。横山侯隆 』
・ ・
781人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
グリーン - すごい面白かったです! (2019年7月8日 21時) (レス) id: 387ceeb55f (このIDを非表示/違反報告)
pi___yo(プロフ) - 主人公ちゃんは悪くないけど主人公ちゃんが嫌いになりそうです( ˙-˙ )おーくまくんは主人公ちゃんのために頑張ってたのに.... (2019年3月7日 15時) (レス) id: fc0083cc99 (このIDを非表示/違反報告)
てぃと。(プロフ) - ふ。さん» 金髪横山さん良すぎますよね!!!コメントありがとうございます!がんばります! (2018年7月10日 17時) (レス) id: 0151202c5e (このIDを非表示/違反報告)
ふ。(プロフ) - 金髪横山さん … 金髪横山さんと恋がしたい!!!!!!って思った続きでした!これからも更新頑張ってください! (2018年7月10日 12時) (レス) id: 07642cb485 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:てぃと。 | 作成日時:2018年7月6日 20時