皆から愛される鬼殺隊員【鬼滅の刃】弐

伍拾肆 ページ12

夜



！あんなところに子供がいるわ



カ「僕？こんな所で何をしているの？」



子供「お母さんに散歩してきなさいって言われたんだ」



カ「夜は危ないから、朝になったらにしない？」



子供「ううん、帰ったら殴られちゃうから」



なっ！？自分の子供を殴る！？



そんなに最低な親がいるなんて！



カ「じゃあお姉ちゃんも一緒に散歩していい？」



子供「本当！？実は僕怖かったんだ」



えぇそうでしょうね



こんな暗闇の中、一人なんて怖いに決まっているわ



カ「ふふじゃあ手繋ごっか」



子供「うん！」









鬼「あれ？今日は女の子までいるの？」



カ「！」ﾊﾞｯ



子供「誰？」



カ「僕、私の傍にいてね」



ｶﾁｬ



子供「お姉ちゃん？」



鬼「なに？君鬼殺隊なの？」



カ「えぇその通りよ」



鬼「でもまだなりたてでしょ？弱いんだね」



カ「舐めないでちょうだい、私は桜柱の継子よ？」



鬼「桜柱ってあの桜柱？凄いね、会いたいな〜」



“あの”？Aさんを知っているの？



カ「どうして知っているの？」



鬼「桜柱って鬼の中で有名なんだよ？鬼殺隊最強だ〜って。上弦様が言ってた」



“私は強いからな”



“上弦に言われた”



あの時言ってたわね



カ「とにかく、私は貴方の頸を斬る！」



鬼「斬れないよ。俺30人くらい喰ってるんだよ？」



カ「それでも貴方を救う為に」



鬼「は？……おかしな子だね、俺を救う？」



カ「そうよ、だって貴方…本当は人を殺したくないんでしょ？」



鬼「…………」



カ「だからこれ以上貴方のが人殺しにならないよう、私が救う」



鬼「………あーあー負けだよ。俺の」



！！



鬼「わかった、俺を救ってくれ」



カ「えぇ」



花の呼吸 弐の型 御影梅



鬼「ありがとな」



ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ



子供「お、お姉ちゃん…」



カ「怖い思いをさせてごめんね？もう帰りなさい」



子供「……ありがとう！あの人を救ってくれて！」



！！



カ「………どういたしまして」ﾆｺ



いつか鬼との境界線がつくれるといいわね









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なんか中途半端な終わり方だったけど………まぁいっか

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