皆から愛される鬼殺隊員【鬼滅の刃】弐

伍拾参 ページ11

カナエside



カ「じゃあAさん、お世話になりました」



『あぁ、頑張れ』



し「姉さん……」



しのぶ…



カ「しのぶ」



し「？」



カ「姉さん頑張るからね」



し「！えぇ、私も頑張るわ！」



絶対沢山の人を助ける！



『カナエ、絶対死ぬなよ』



！！



カ「！っえぇ！Aさんと肩を並べられるよう頑張るわね！！」



待っててねAさん



カ「行ってきます！」



し「『行ってらっしゃい』」



二人の声を背に私は歩いて行った








.








鴉「カァーカァーココデジョウホウヲモテ！」(ここで情報をもて)



カ「わかったわ、ありがとね」



鴉「フン」



ここで鬼が出るのかしら




カ「あの、すみません」



女の人「ん？あら、どうしたの？」



カ「最近ここら辺で変わったことはありますか？」



女「……どうして？」



カ「え？あ、いや、ただ気になって」



女「別に変わったことなんてないわよ」



カ「そうですか？ありがとうございます」



あれは何か隠しているわね……



他の人達にも聞いてみようかしら



その後も何度も聞いても皆同じ答え



これで最後にしようかしら



カ「あの、ちょっとよろしいですか？」



おじさん「あ、なんだい？」



カ「最近ここら辺で変わったことはありますか？」



おじ「あぁ！あるんだ！！あるんだよ！！
聞いてくれ！！」



カ「っわ、わかりましたから、落ち着いてください」



数分後



カ「落ち着きましたか？」



おじ「あぁ、すまない…見苦しいところを」



カ「いえいえ、大丈夫ですよ……それで変わったことって？」




おじ「……最近街の奴らが自分の子どもを夜に歩かせてるんだ」



！それは



カ「それで？その子供達は帰ってきましたか？」



おじ「……」ﾌﾙﾌﾙ



街の人達はわかっているのね…夜に鬼がいることを



おじ「もしかしたら、俺の孫も…」



カ「私に任せてください」



おじ「へ？」



カ「お孫さんは絶対に外に出しては行けませんよ」




おじ「あ、」




生贄と言っても過言ではないわね



夜まで待とうかしら

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