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158あたりの高杉の没案 ページ37

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晋助は満足したようにベッドから退くと
冷蔵庫を漁り出す。…あぁ
よく見るとここ晋助の部屋か…



高「起きろ…っつっても力はいらねーか」


かな「…ぁ…」



晋助は私の手を掴むと
引っ張り起き上がらせてくれた。

ふと、昔の記憶を思い出す。


転びそうになった私を助けてくれた晋助


あの時と随分変わったなんて思ってたけど

晋助の優しい所も力強い腕も


昔も、今も、何も変わってなかった。



かな「…ヤクルコ」



冷蔵庫を漁っていたのは
ヤクルコを出していたからなんだ



高「…やるよ」


かな「…ありがと」



今でもヤクルコ飲んでるんだ、なんて。


昔と変わらない晋助の姿に



心臓がドキドキとうるさく高鳴った。



A「ふぅ、ありがとう、美味しかった」



そう言ってゴミを捨てようと立ち上がる。



A「晋助、ゴミってどこに…」


高「…おい」


A「?」



晋助は立ち上がるとじっと
私を下から上まで見てきた。

が、特に何をする訳でもなく座る。



A「どうしたの?」


高「…。…昔はチビだった癖して」


A「へ?」


高「何でもねぇよ。ゴミはそこに捨てろ」



煙管を蒸し出す晋助を見ながら
ゴミ箱にゴミを捨てる。

私は、閃いたように晋助を挑発した。



A「ふふ、もしかして、身長?」


高「…あ?」



あ、図星だ。



A「晋助って身長いくつなの?」


高「……」


A「ねぇねぇ、いくつ?」


高「……」


A「あ、低いから言いたくないんだ?」


高「…テメェ、斬られてぇらしいな」






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ーーーーー


という高杉フルボッコを考えてた
展開壊しそうなのと可哀想だからやめた←

万事屋さん、依頼頼みます→←175、177あたりで辰馬や陸奧とのシーンの没案2



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由麻(プロフ) - Omayuさん» おっと、本編から適当に名前を入れてコピーしてきたのがバレてしまった笑名前は気づく限り直してみました!読んでいただきありがとうございます (2017年9月23日 1時) (レス) id: 56f9823bdb (このIDを非表示/違反報告)
Omayu(プロフ) - ちょくちょく夢主ちゃんのお名前が「かな」になってますよ!とても面白いです!是非他の作品も見させていただきますっ! (2017年6月27日 20時) (レス) id: fa9ac44873 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:由麻 x他1人 | 作成日時:2016年5月12日 1時

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