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天使の休息所 高天原へようこそ ページ17

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家に帰り夕食を食べながら
さっきの事をあにぃに話した。



桂「何と!銀時がホスト等という
武士としてあるまじき場所で仕事だと…!」


A「本人はノリノリだったよ」



って言うか自分が執事喫茶で働くのは良くて
銀さんのホストはダメなのか



桂「あの銀時がホストなんて…
…めっちゃくちゃ面白そうではないか!」


A「あ、そっち!?」



別にダメという訳ではなかった←



桂「何か攘夷四天王でホストとか楽しそうだな」


A「あにぃは向いてそう…!
銀さんは向きそうで向いてなさそう…」


桂「坂本は商いをやってる訳だから
人と話したり褒めるのは向いていそうだな」


A「でも、女好きだから
最後には女の人に逃げられそう…」


桂「ふむ。確かに逃げられそうだ。

後は高杉だな。高杉は…」


A「晋助は…」



…あれ?



桂「…なぁ、想像出来ないのは俺だけか」


A「いや、私もできない
むしろ想像する事を頭が拒絶する」


桂「だが、一つだけわかる事があるぞ」


A「うん、私も一つだけわかる」



桂・A「間違いなく絶対面白い」



突 然 の 高 杉 フ ル ボ ッ コ



A「ふぅ、ご馳走様。
じゃあ、私銀さんの所行ってくるね」


桂「あまり長居するではないぞ」


A「はーい」



外に出ると、空は夕焼けで
家に帰れと言わんばかりに、烏が鳴いた。

それを無視して私は歩みを進める。
まるで先生の教えに反抗するように。



A「あ、ここが高天原かな?」



…そ、そういえば私、こういう所初めてだ…



銀「お嬢さん、そこの可愛らしいお嬢さん」


A「…!…は?」


銀「いや、そんな冷たい目でみないで!?
一応接客なんだよ、しょうがねーだろ!?」


A「あ、ごめんごめん」


銀「ったく…ゴホンッ…お嬢さん」


A「…!」


銀「これからご予定はございますか?」


A「な、ないですけど」


銀「…でしたら 天使の休息所 高天原で
その羽根を休めて行っては如何ですか?

…ま、入るの躊躇うってんなら
俺が中までエスコートしてやるよ」


A「…!いつもの銀さんに戻った!」


銀「いつもの銀さん?そう思うか?」


A「…え?」



銀さんは顔を近づけ不敵に笑いながら言った。



銀「…本当は獣かも」


A「…っ!」



銀さんは私から離れ高天原へ手を向け、言った。



銀「ようこそ。天使の休息所 高天原へ」



…しまった。不覚にもドキッとしてしまった。

知り合いのホスト姿は思った以上に面白い。→←高天原でお仕事依頼ー貴女side



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由麻(プロフ) - Omayuさん» おっと、本編から適当に名前を入れてコピーしてきたのがバレてしまった笑名前は気づく限り直してみました!読んでいただきありがとうございます (2017年9月23日 1時) (レス) id: 56f9823bdb (このIDを非表示/違反報告)
Omayu(プロフ) - ちょくちょく夢主ちゃんのお名前が「かな」になってますよ!とても面白いです!是非他の作品も見させていただきますっ! (2017年6月27日 20時) (レス) id: fa9ac44873 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:由麻 x他1人 | 作成日時:2016年5月12日 1時

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