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初めまして ページ1

「やあ、こんにちはお嬢さん」



「……だぁれ?」



「僕? んー、僕はね。グッドルッキングガイ――かな」




荒廃した大地に一人の男と一人の少女が居た。その二つの影は酷く不格好で、不釣り合いで。実に滑稽な程、揺れている。

ビル街は半壊が殆ど、草木も所々枯れ果てて。
地面に広がる夥しい赤色にはもう、慣れてしまったのだろう。双方何の感情も窺えない。





嗚呼――それでも。
そんな地獄に似たあの場所で、唯一輝いた晴天の空は飴玉のように甘く、深く。深淵さながら、彼女を捕らえて離さなかった。

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設定タグ:五条悟 , 呪術廻戦
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(プロフ) - こういうお話好きです...!これからも沖田妖狐さんのペースで頑張ってください!! (2022年2月12日 23時) (レス) @page19 id: ef9e4cc349 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:沖田妖狐 | 作成日時:2022年1月10日 0時

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