大阪の劇場番長には妹的後輩が居るらしい (ページ25)

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「ってか何してるんですかw」

上着貸してほしいから全力疾走して

盛『こんなに走ったの久しぶりやわ、暑くなったやろ？』

「暑いです、風がめっちゃ気持ちいい」

盛『上着いらんやろ？w』

「あ、w」

走ったのは上着借りるためじゃなくて、体温上げるため、って感じ

だいぶ走ったから結構家が近くなった

でも盛山さん、家こっち方面じゃなかった様な…？

「盛山と居るとめちゃくちゃ楽しいです！」

絶対いつでも笑わせてくれるもん、飽きさせないって感じして

盛『ホンマか？ありがとなぁ、俺もAとおる時が一番好きよ』

「え、漫才してる時よりも？」

盛『おん、まぁ同じくらい？』

「私そんな上にいるんですか？w」

まさか漫才してる時と同じくらい好きとは…！

盛『上に決まっとるやん！』

「ありがとうございます」

一緒に帰れる俺もAに感謝だわ、と言う

「あ、ここ家何で、さようなら！！」

盛『そっか、何回だっけ？』

「3階の一番右です」

何回も私のとこ入ったことあるでしょ…

盛『ほな、また明日な〜』

「はい！」

さっきは暑かったけど、少しかいた汗が冷たくて寒い

「はぁ、疲れた！」

入って近くにあるベッドにダイブする

ご飯…カップラーメンでいっか。

いつもカップラーメンっていうのも駄目だってわかってるんだけどね

「そういえば、盛山さん…」

こっちは家の方面じゃなくて、

もっと前の方の道を曲がってた気がする、んだけど

外を覗くと、さっきの道を戻って行く盛山さん。

……私のためにここまで来てくれた…のかな？

一人で帰るの危ないからとか、前から言ってたもんな、、

やっぱり優しいなぁ！