今日:15 hit、昨日:13 hit、合計:7,953 hit
小｜中｜大
＋ ページ25
：：：：：：：：
SHRが終わり、放課後。
テスト期間ということもあり、いつもよりも教室に人が多く留まっているように感じる。
ロボロと帰りに図書館に寄る約束をしているAは、ロボロの委員会活動が終わるまで、教室で待機する予定であった。
待っている間に少し勉強しようか、とバッグのチャックを開こうとするが、この騒がしい教室内で集中して勉強はできそうにないと諦め、気分転換もかねて風に当たりに行こうと、昼に足を運んだ屋上に再び向かうべく、足を運んだ。
その10分後、屋上に足を踏み入れているはずであろう彼女は、錆びた扉の前で立ち尽くしていた。
「好きなの」
その言葉に、どきりと、彼女の心臓は嫌な音を立てた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 50人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：白詰クサ | 作成日時：2024年2月26日 23時
