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「ショッピと昼食ですか！何の話してたんですか？あ！僕も混ざって大丈夫ですかね？」
「い、いいけど...
田中さんとランチしてたんじゃ...？」
「あ、さっき食べ終わったんで。そしたらAさんとショッピ見つけたんで、来ちゃいました」
へへ、と笑いながら言い私の隣に座る彼に、あ、また睨まれますねこれ。と確信した私は変わらずカレーを食べ続けるショッピに視線を送る。偶々合ってしまった視線にショッピが面倒くさそうに顔を顰めるが、お願いと小さく手を合わせれば、ため息をつきながらチーノ君に言葉を投げた。
「チーノ。もう昼休憩終わるで。俺らももう飯食い終わるから、話って言ってもあんまできんけど」
「いやいや！ええって。Aさんとは部署一緒やし、食べ終わったら一緒に帰ればええやろ？」
ね！と言う彼に小さく頷くことしかできない。ほらやっぱり無理やったやろ、と言いたげな顔でカレーをほおばる彼に心のなかで頭を下げる。
そのやり取りを見ていたチーノ君が、「やっぱりお二人は仲がいいっすね！」とはつらつと言ってくると、ショッピが如何にも面倒くさそうにチーノ君を見る。チーノ君は相変わらずニコニコしているままだが、どこか空気がピリピリしている気がする。その意味が全く分からなくて、私は彼とショッピの顔をちらちらと伺った。
「お前、さっき何話してたか気になっとったよな。教えたろか」
「お！やったー、教えてや」
ニコニコとショッピに向かって笑顔を向ける彼に、最後の一口のカレーを飲み込んだショッピが口を開く。
「お前の好意がバレバレやなって話」
「…へ？」
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作者名：白詰クサ | 作成日時：2024年2月26日 23時
