私の隣の男子は狼男子。

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貴女side

目が覚めると、自分の部屋にいた。

(あれ、あれは夢だったのかな…
うっ…思い出すだけで頭が痛い…)

必死に思い出そうとしたが、結局頭が痛くなるだけだった。

(はぁ、おきよ。)

そう思い服を見ると制服だった。

(え、あのときも制服だったよね？だとすると夢じゃない？)

母「Aー。起きてるー？」

『はーい。起きてるー。』

疑問が残りつつも私はお母さんのところへ行った。



『おはよー』

母「おはよう。あんた昨日何時に帰ってきたの？」

『え、えーと…』

母「まぁ今回だけ許すわ。だけど次はないからね。」

『う、うん』


(昨日帰ってきた記憶がない…やっぱり本人に聞いてみるか…)

そう思い私は食事を始めた。


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『いってきまーす。』

宙華「A！おはよ！」

『おはよー宙華』

いつものように2人と話ながら歩いていると、

宙華「ねぇA。あんた昨日なにしてた？」

『え、何で？』

宙華「だって連絡しても返事がないんだもーん。」

『あーゴメン…昨日帰ってすぐ寝ちゃった見たいでww』

とっさに嘘をついてしまった。

(ゴメン宙華…)

私は思い出していた。


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10年前のあの日の事を

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