私の隣の男子は狼男子。

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千絋side

最近のAは忙しそう。
なんか吹部でソロがもらえたとか。

(屋上に行ったら話せるかな。最近話せていなかったし)

そう考えている自分にふと思った。

(あれ、俺Aと話したいんだ。)

へんな気持ちになって屋上に行った。



階段を上っている途中、Aがドアの前で止まっていた。

声をかけようかと思ったけどなんか考えているみたいだったから
黙っていた。

そうしたらいきなり屋上の重いドアを開けた。

『いない…』

屋上を見るなりAは、つぶやいた。


千絋「誰がいないんだよ。」

気になったから声をかけた。

『え、』

千絋「よぉ」

すごいびっくりしている、俺を探していたみたいにww

千絋「で、誰探してんの？まさか俺？ww」

『んなわけないでしょ！』

顔真っ赤ww

千絋「まぁ、落ち着けよwまたサックス吹くんだろ？」

Aが持っているサックスを見て言った。

それから俺はAと久々に話した。
それが俺には幸せに感じた。


話を聞いて、寝不足だから頭が痛いことを知った。

いつ真実を告げるべきか、また悩んだ。

(やっぱり俺がやらなきゃ)

そう思った。

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