検索窓
今日:1 hit、昨日:6 hit、合計:57,972 hit

10 ページ12

千絋side

二人の優しい眼差しに負けてすべてを話した。

バケモノのこと、じぶんのこと、
死んだ親のことも、


話終わると少し長い沈黙が訪れた。

(やっぱり話さない方がよかったのか…)

そんな心を見透かすように沈黙を破ったのは、栄治さんだった。


栄治「辛かったな。みんなにバケモノ扱いされて、ずっと一人で、親が殺されて…」

栄治さんは悔しそうに拳を握りしめ、

実春「まだ4歳なのに…
辛かったでしょう…」

実春さんは涙を浮かべながら抱き締めてくれた。



どうして栄治さんと実春さんは、自分のことのように思ってくれたんだろう。


実春「ねぇ、栄治。」

抱き締めていた腕を離しながら栄治さんを呼んだ。


栄治「なんだ?」

実春「私たちで


.


.


.


.


.


.


.


.


.


.


.


.


.


.


千絋君の親代わりになれないかな?」


(え、)


栄治「あぁ、俺も今同じこと思った。」

ニヒッと笑いながら栄治さんは言った。


栄治「なぁ、千絋君。」

千絋「え、は、はい。」

栄治「俺たちは、お前の親代わりになりたい。バケモノのことも隠しとおすし、ばれたとしてもお前のことは守り抜く。」

実春「私たちはあなたを見捨てない。
絶対にあなたを守りたい。
だから、私たちと家族にならない?」


さっきと同じ優しい瞳と微笑みで見つめる栄治さんと実春さん涙が出た。

(この人たちなら、受け入れてくれる。)


そう思い決断した答えは、


.


.


.


.


.


.


.


.


.


.


.


.


.


.


.


.


.


千絋「よろしくお願いします。」

笑顔で泣きながら言った。

11→←9



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (45 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
54人がお気に入り
設定タグ:恋愛 , オリジナル小説 , 狼男子   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

クローバー(プロフ) - キーマカレーさん» あー!そうなんですね!!いえいえ!!ありがとーございます♪応援してます! (2018年12月31日 17時) (レス) id: 58d118a862 (このIDを非表示/違反報告)
キーマカレー - クローバーさん» ポニーテールを左右どちらかの耳の上に縛った髪型ですね。ちなみに左に縛っている設定になります。わかりにくくてすみません<(_ _)> (2018年12月31日 11時) (レス) id: 1dc40d6119 (このIDを非表示/違反報告)
クローバー(プロフ) - あの、すみません!サイドテール?という髪型ってどういう髪型ですか〜?教えていた抱けると、幸いです! (2018年12月29日 19時) (レス) id: 6a204ac1b4 (このIDを非表示/違反報告)
- ゆ、夢主ちゃんが、、、、かわいすぎるーーーーーーーーーーー!!((バタッ 嫁にしたい........(ボソッ (2018年12月3日 19時) (レス) id: c38e501463 (このIDを非表示/違反報告)
すーぱーぼーろ - かわいいいいいいいいいいいいいいい (2018年4月3日 18時) (レス) id: 059b4556cf (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:キーマカレー | 作成日時:2018年2月17日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。