Coming Home__jw 2

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淳太side


体育祭は大盛況で幕を閉じ、

家でシャワーを浴びて着替えを済ませた３人を車で拾って

行きつけの焼肉店へ


今年も下半期に入るけど、
こうやって全員で外食は初めてちゃうかなって

それくらい久々






個室に入った瞬間、
テンションが上がりぴょんぴょん飛び跳ねるのんちゃんを必死におさえつける









「では、今日はみんなお疲れ様でした！」


各々グラスをもって、と言っても全員中身はお茶かジュースやけど笑


「かんぱーーい！」








祟裕「ほんま、みんなかっこよかったわ」




流星「俺の活躍見た？リレー！」


祟裕「やばかった！」


淳太「お前相変わらず速いよな」


流星「よっしゃあ」



次々運ばれてくる料理に

みんな興奮気味






淳太「フォークダンス良かったよ」


祟裕「ほんま！
照史なんか見て泣いとったもんなあ？」


智洋「え？どこに泣く要素あったん？」



照史は照れ臭そうに頭を搔く



照史「なんか、みんな大きくなったんやなって……









大毅がな、かっこよかったわ」









大毅「へ？」









肉を焼くのに必死で不意打ちを食らった大毅の頭に

はてなマークが浮かんどる







大毅「急にどうしたん？おかしいで自分？」





ちょっと目を潤ませてる照史と

隣で首傾げてる大毅




祟裕「この感じ、久々やな」


隣の祟裕が、耳打ちしてくる








照史「なんかな、今日

久しぶりに大毅達見てて




自分が情けなく思えたっていうか





兄弟やからさ、ずっと一緒にいるけど



あんまり変化とか成長とか


気がつけてなかったやんな……って





思ったんよね」







そこまで言った照史が急に正面の俺に向き合って

勢いよく頭を下げたからびっくり






照史「淳太くんっ！



最近ちょっと、淳太くんにどう接したらええんかわからんくて



ほんま、俺は淳太くんに育ててもらったようなもんやのに





冷たくしたり、ごめんなさい」




確かに距離があるなって思ってたけど

そんなに照史が気にしていたとは






淳太「そんな、俺かて


ごめんっ



照史にはいつも言い過ぎてしまうわ


そんなに気にしとるとは知らんくて……」




俺が照史との間に感じた違和感も

俺が弟の、照史の変化を


わかってなかったからかもしれん



俺の言うことを疑いもせず従っていた頃の照史ではもうなくて


でも俺の中の照史は
小さかったあの時の照史で止まってたから



気がつけなかったのは、俺の方や

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