検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:82,985 hit

48 ページ3

照史side



祟裕兄に促されて校庭に降りると、

ちょうど審査の前、最後の応援合戦が始まった



汗と砂で汚れたジャージの高校生が大声を張り上げて
すごい熱気が漂っていた




祟裕「あ、あそこにおんで」


指さされた先に、クラスの集団の中で大声を張上げてる智と大毅の姿


照史「青春よなぁ

俺らにもああゆう時期があったんやね」


祟裕「お前つい最近までそうやったやんけ」




大きな音で響く音楽に合わせて拳を突き上げる


すごく楽しそうな2人はきらきらの笑顔








祟裕「あ、のんすけ、淳太!」


淳太くんの足にすがりついていた望は、祟裕兄の姿を認めると一目散に走って抱きついた


淳太「なんやのん、俺よりやっぱり祟裕なんや
ショックやわ」



淳太くんは俺の顔を見て困った顔をして笑う




淳太「これ終わったらフォークダンスみたいやで?」


祟裕「え、フォークダンスって何?そんなんあんの?」


淳太「やから浴衣買いに行っとったやんか


健人くんおるやろ?生徒会長やっとるんやけど、

大毅みたいに競技に参加出来んやつの為に提案してくれたらしいで?」



祟裕「あ、せやったわ


そうなん?!すごいなぁ優しい


あいつほんま良い友達もったな」



淳太「な、思われてるってことやで」









応援合戦が終わり、いよいよフォークダンスになった

アナウンスを合図に、浴衣に着替えた生徒達がトラックに入場してくる




淳太「おい!智見つけたぞ!」


興奮気味の淳太くんの視線の先には、紺と深緑の浴衣に、シルバーのアクセサリーをつけた智洋


照史「似合っとるやん!」


俺らに気がついて、照れた笑顔で手を振る



祟裕「あ、流星や」


少し後ろの流星は茶色の記事に黒の模様が入った浴衣

周りを歩く女子達の目が完全にハートや……

贔屓目抜きで、男前すぎて浮いてるレベル



祟裕「なんで歓声あがんのか今わかったわ」



照史「だいぶ時間かかったな」

49→←47



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (147 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
508人がお気に入り
設定タグ:ジャニーズWEST , 家族 , 病系
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あおぞら(プロフ) - 更新楽しみにしてます!! (2019年12月15日 19時) (レス) id: cf40e4232e (このIDを非表示/違反報告)
澪那 - このお話が凄く好きです。続きが気になって仕方ありません。更新楽しみにしています。 (2017年12月3日 14時) (携帯から) (レス) id: c6b7a25e51 (このIDを非表示/違反報告)
きゅん(プロフ) - すみれさん» 久しぶりの更新嬉しかったです!楽しみにしています^^ 更新がんばって下さい! (2017年9月26日 17時) (レス) id: c85db7dd63 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - みゆさん» ありがとうございます!長く更新出来なくて見てくれる方が居るのだろうか?と不安だったので嬉しいです!ありがとうございます。 (2017年9月26日 15時) (レス) id: b9dc00864e (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - すぴんさん» お久しぶりです!いつもありがとうございます!訳あって半年程ログイン出来ずという感じでした^^;すっかり破茶滅茶の自己満になってる作品ですが、楽しんでいただけて嬉しいです (2017年9月26日 15時) (レス) id: b9dc00864e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:すみれ | 作成日時:2016年12月30日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。