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あの日からずっとずっと"女神"を探していた。
記憶を頼りに彼女が着ていた服から、ある程度の数まで学校を絞った。ショッピにもチーノにも無理だと言われたけれど、どうしても諦めきれなかった。
というか、貴女達が焚き付けたのだから最後まで協力しなさい。
来る日も来る日も他校を訪れては"女神"を探していた。
変な輩に絡まれてもショッピやチーノがどうにかしてくれていたし、"女神"に出会えるなら他校を渡り歩くのは苦痛ではなかった。
手に入れたくて、彼女を傍に置きたくて探していた。けれど日を追うごとに、ただ一目あと一度だけ会えれば良い、そんな気持ちに変わっていた。
特徴に当てはまる最後の学校に訪れる時には、心の中はぐちゃぐちゃで叫び出してしまいそうだった。
「はぁ…」
「お姉さま、お疲れですか」
「連日歩き回ってれば疲れますわ。そこのベンチに掛けて探すのはいかがですか？」
チーノが校舎へと続く道にあるベンチを指したが、首を横に振る。普段なら座る一択だったけれど、気が急いている私は静かに座れそうになかった。
立ち止まったら、そのまま彼女に出会えないような気がした。
感情が溢れて死んでしまいそうだった。
鮪のように動き続けないと、身体が感情に置いていかれて自分がばらばらに散ってしまいそうな錯覚を感じていた。
「…やっぱり、無理、なのかしら、」
「どうでしょう。お姉さまが言う特徴の学校を選びましたけど、記憶違いの可能性もゼロではありませんしね」
「ショッピ！貴女、お姉様の仰った事を信じていないの」
下校時間なのだろう、ぞろぞろと目の前を過ぎ去っていく学生達の波の中に彼女は見つけられない。
不安になって弱音を吐けば、ショッピがもっと不安を煽るような事を言う。チーノが反論するけれど、あの時の自分は興奮していたし記憶がすり替わっていてもおかしくなかった。
散々2人を連れ回した最近を振り返って、頭を抱えたくなる。他人に申し訳なさを抱くなんてそうそう無いけれど、他ならぬこの子達には迷惑を掛けたくない。
凛と美しいわたくしの姿だけを見せていたかったのに。
「ねぇねぇ」
何度目かの溜息を吐いた瞬間、私達3人だけだった空間に見知らぬ声が入ってくる。顔を向ければ、この学校の制服を纏った男達が数名連れ立って寄ってくるところだった。
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ぽんず(プロフ) - しろさん» コメントありがとうございます！そうですよね…「お父…様、？」とすぺきゃをかましましたよ…。やっぱり別派生からお名前拝借するのアリですよね…。一から考えるよりお手軽で。ご提案助かります😊🙏 (2月25日 10時) (
レス) id: 97349c3877 (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - 分かります分かります！私もあの一言で数分ほどフリーズしていました…登場してもしなくてもお話は美味しいのですが、もし登場させるのなら他の方が仰っているようにお名前だけㅁ兄鬼やwr式等の動画から拝借するのはどうでしょう？ (2月19日 1時) (レス) @page30 id: b1c40a48ed (このIDを非表示/違反報告)
シユ(プロフ) - いつも楽しく見ております!一つ提案なんですが出す場合は名前がご本人様とお嬢様で被ってしまうので名前だけwr式のどれかから貸りるもしくは新しく作るというのはどうでしょう?性格はもちろん普段のご本人様達で構いません。出さない場合ももちろん素敵だと思います! (2月18日 11時) (レス) id: 22aa8623f5 (このIDを非表示/違反報告)
快晴(プロフ) - 私は出しても構わないと思います！！それにぽんずさんが出したいならぽんずさんの作品なので好きなようにして良いと思います！！！🥂✨ (2月18日 10時) (レス) @page30 id: 3fba93f21d (このIDを非表示/違反報告)
雨蛙(プロフ) - お嬢様の百合ゆりしい世界感を保つのも素敵だと思いますわ！ (2月18日 10時) (レス) @page30 id: 41dac67fa3 (このIDを非表示/違反報告)
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