Murder on D Street ページ14
一番目視点
乱「犯人は君だ。杉本巡査」
乱歩さんが指を指す
乱歩「君が彼女を殺した…疑うなら銃を見せてよ」
杉「馬鹿云わないで下さい!」
箕「杉本、見せてやれ。納得するだろう」
杉「………」
箕「杉本!」
乱「彼は今、懸命に考えている最中だよ…使ってしまった三発分の銃弾についてどう言い訳するかを」
乱「いくらこの街でも、一般人が銃弾を補充するのは容易じゃないからね」
杉「………くっ!!」チャキ
箕「やめろ!!」
杉本巡査は近くにいたおれの頭に銃を押し付ける
杉「う、動くとどうなるかわかりませんよ!」
太「敦君!!」
何故か恐怖を感じない
むしろ頭が冷静で吃驚だ
おれは銃を押し付けていた腕をひねり
背負い投げをし、拘束した
身体が思ったより動いたのでマジで吃驚
杉「!!離せ!僕は関係ない!」
乱「無駄だよ」
乱歩さんが現場や犯行時刻を云う
___________________________________
箕「疑って悪かったな…難事件にあたったらまた頼む」
乱「僕の力が必要になったら何時でもご用命を。」
箕「…そいつは助かる」
おれと太宰さんの少し先には乱歩さんが歩いている
一「凄かったですね乱歩さん。まさか全部あてちゃうだなんて【異能力 超推理】すごいです」
太「私も半分ぐらい判ったかなー」
一「え?」
太「乱歩さんがどうやって推理したか」
一「異能力でしょう?」
太「君は知らなかったね、実は乱歩さん異能力者ではないのだよ」
一「は?」
太「異能力者揃いの探偵社では珍しい異能力を持たない一般人なんだ。本人は使ってるつもりみたいだけどね。それにああみえて乱歩さんは二十六歳だよ」
一「え…」
太「探偵社の皆が乱歩さんを慕うのは【超推理】が異能力じゃないと知っているからさ。実は私、乱歩さんが【超推理】を使っているときこっそり髪をつまんでいたのだよ」
太「知っての通り、私は異能力を阻害する反異能力者だ。私の無効化に例外はないよ」
一「じゃあ、どうやって…まさか」
太「そのまさかさ。あれは只推理しただけだ」
一「……恐ろしい」
乱「何が?」
一「うわぁ!!い、いつの間に…」
乱「ついさっき。あ、太宰は先帰ってて」
太「何故です?」
乱「敦に話があるから」
太「私が聞いちゃ駄目なんですか?」
乱「駄目」
太「えぇ…酷いですよ!乱歩さん」
乱「帰れ」
取り敢えず面倒になりそうだから先帰るか←
ガシッ
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愛河哀華 - めっっっっっちゃくちゃ面白いです!きっと、作者様の才能ですね、こんな素敵な作品がかけるなんて…。両方好きなのでマジで嬉しすぎです。 (10月13日 19時) (レス) @page18 id: 32c6fabc5c (このIDを非表示/違反報告)
カロン - めっっっっっっっちゃ面白いです!!また、この物語ができるのを楽しみに待ってます!! (2022年2月7日 20時) (レス) @page18 id: d1a642d90d (このIDを非表示/違反報告)
アカヤ - めっちゃ面白かったです、、、!更新待ってます (2020年9月22日 12時) (レス) id: 51d8bbe764 (このIDを非表示/違反報告)
ジョーカー - えーと簡単に言えば、人気になって欲しいなということです。 (2019年2月4日 17時) (レス) id: a438465b02 (このIDを非表示/違反報告)
ジョーカー - このゲームを知らない方にも知ってもらい、色んな方に知ってもらいたいですね。 (2019年2月4日 17時) (レス) id: a438465b02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジョーカー | 作成日時:2019年1月21日 18時