アングレカム 3

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ゼリー食べた目黒は、帰ってくるみんなを寝たままお出迎えして

今日はリビングで俺が一緒に寝ることに

俺、2連休なんだよね有難いことに



お風呂上がって、午後10時半頃



リビングに目黒がいるってことで、みんなダイニングで談笑したり、何人かはもう部屋に戻ってたり

各々の動きに入る中


髪乾かしてからリビングに戻って、目黒の様子を見ようと顔を覗き込めば、

眉間に皺を寄せて、布団の中で丸くなってる目黒



熱でも上がった？って思って、おでこに手をあててみれば、じんわりと高めの体温を感じる

やっぱ上がっちゃったかな、って思ったとき


うるうるの目が俺を捉える



照｢？｣



しんどくなっちゃったかなって思えば、頑張って体を起こそうとするから、慌てて背中を支える



目｢っ、はぁ･･･は、ぁ･･･っ｣



時々詰める息の仕方に、もしかして、と思って、ダイニングにいる舘さんに袋持ってきてって頼む

俺の予想は当たったらしく、少し震える指は口元を抑える



照｢よしよし、気持ち悪いな｣



くらっと体が揺れるから、胸元に寄りかからせるように座るせて、腕をさする



舘｢気持ち悪くなっちゃった？｣

照｢だと思う｣



舘さんが、目黒の視界に入るように袋を広げてくれると、力が入りにくそうな手で、目黒が受け取る

さりげなく手を添えて、袋と目黒の手を支える舘さん



目｢けほっ･･･ケホケホ｣



噎せたかと思えば、少しずつ袋に戻す



照｢よしよし、しんどいな｣



声は聞こえずらいかもしれないけど、やっぱり声をかけずにはいられなくて

背中擦りながら声をかけちゃって



目｢ぅぇ、･･･はぁ、･･･けほっ･･･｣



夜に食べたゼリーも、昼に食べた醤油ラーメンも、消化不良のせいか全部出てきちゃってる

繰り返し戻せば、胃の中が空っぽになったのか、くたっと力が抜けて、また寄りかかる体勢に


少し汗ばんだ髪の毛を梳かす様に撫でてやれば、モゾモゾ動いて、顔を押し付けてくる



珍しい、こんな感じの目黒


思わず舘さんを見れば、同じことを思ったのか、少し目を見開いてる



舘｢目黒、照に甘えたい気分だねきっと｣

照｢あ〜、まあいいんだけどさ･･･｣

阿｢はい、熱上がっちゃってない？計ろ｣



阿部が体温計持ってきてくれたから、有難く受けとって、

頭をグリグリ押し付けてくる目黒の腕にどうにか体温計を挟んで、背中をとんとんとすれば

ちょっと動かないでね、って伝わったのか、動きが止まった

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