まーくん 5 ページ39
まーくんと出会ったことで変わったこと、と言えば、俺の隣に、変わらずに居てくれる存在が出来たこと、だと思う
両親が死んだ時も
叔母さんが押しかけてきた時も
お葬式の時も
どんな時だって、変わらずに、俺の隣に居てくれた
苦しいって思いがわからなくて、ただひたすらに小説を書いていた時期
まーくんは大学生の時も、毎日のように家に来てくれていた
俺もおかしくなってたその時期
まーくんは、和ちゃん、ニノ、ニノちゃん、と、俺を呼び戻してくれて、笑ってくれていた
雅｢ニノちゃーん、またご飯食べてないでしょ？作ってってあげたのに〜｣
冷蔵庫を覗いてこっちに向かって話すまーくん
俺今、忙しいんだけど･･･
雅｢忙しくてもご飯は食べる約束でしょー！｣
和｢･･･そんな約束したっけ？｣
雅｢したした！したの！｣
ご飯食べるのも、寝るのも怖い
生きるために何かをする時、必ず、母さんと父さんが俺の手を掴んで言うんだ、なんで助けてくれなかったの、って
雅｢かず、｣
まーくんに肩を捕まれ、ハッとした
和｢･･･だいじょうぶ、なんでもない｣
雅｢ねえかず、｣
和｢大丈夫。大丈夫だから。ご飯も食べる、ちゃんと寝るから｣
雅｢かずちゃん、｣
大丈夫と繰り返す俺の名前を呟いて、ただ、頭を撫でるだけのまーくん
まーくんの手は、いつも大きくて、暖かい
雅｢･･･ラーメンでも食べる？｣
和｢･･････今は、いい｣
雅｢5分で作れるし、5分で食べれるよ？10分きゅーけー！｣
和｢･･･｣
雅｢授業でも合間の休憩って大事じゃん？｣
そんなこと言われたら、断れないじゃん
結局、即席ラーメンを、ふたりで食べた
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泪(プロフ) - Aiさん» 大変お待たせしてしまって申し訳ないです。リクエスト、ありがとうございました！ぜひこれからもお付き合い下さい。遅くなって本当に申し訳ないです。これからもよろしくお願いします！ (2020年6月29日 22時) (
レス) id: 28b20217ed (このIDを非表示/違反報告)
泪(プロフ) - 千智さん» 今日の夜、メッセージを送ろうと思ってました･･･(笑)コメントありがとうございます。ほんとに遅くて申し訳ないんですが、気長にお待ちいただければ嬉しいです。これからもよろしくお願いします。 (2020年6月29日 22時) (レス) id: 28b20217ed (このIDを非表示/違反報告)
Ai(プロフ) - お話とってもよかったです！！ありがとうございます！！ (2020年6月29日 22時) (レス) id: 330ee8e192 (このIDを非表示/違反報告)
千智(プロフ) - 更新ありがとうございます。また読めて嬉しいです^_^ (2020年6月29日 17時) (レス) id: 5441d66b3a (このIDを非表示/違反報告)
泪(プロフ) - しほほんさん» 更新してません。お話貯めてます。すみません。 (2020年5月20日 13時) (レス) id: 28b20217ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：泪
| 作成日時：2020年5月5日 9時
