まーくん 3 ページ37
和｢この間はありがとうございます｣
放課の掃除時間、廊下で会ったから、声を掛けた
俺が怒られずに、助けてくれた先輩だけが怒られてるのに、そんなこと何も触れずに、よかった〜、と、安心した！なんて言う
｢無事だった！全然見ないからさ〜｣
ニコニコと笑う姿は、あの時も今日も変わらない
｢名前、なんて言うの？｣
和｢え？｣
つくづく、変な人だと思った
二宮です、と名乗れば、ニノちゃん！！と、呼ばれる
和｢･･･ニノちゃん？｣
｢ニノちゃんでしょ！｣
あいばー！と、遠くから声が聞こえる
｢あ、かざポン呼んでる、じゃあね！ニノちゃん！！｣
あいば、先輩
あいば先輩は、学校で会うと、必ずニノちゃん！と呼び、ニノちゃんニノちゃん！なんて駆け寄ってくる
相葉雅紀、とフルネームを知ったのはバスケ部の友達から
相葉先輩は、バスケの推薦で高校に入るらしく、他の3年生が部活を引退しているこの時期でも、部活をやっていたらしい
凄いなぁ、と、他人事のように考えてたけど
何故か相葉先輩は、俺にすごい話しかけてくる
挙句の果てに、ニノちゃんさあ、俺のこと覚えてなーい？なんて、変な質問ばかりしてくるようになった
確かに、初めて会った気はしてないけど
なんて、そんな小説みたいな話ないでしょ
って、考えてたんだけど
相葉雅紀、と言えば、
幼稚園の時、いつも遊んでたお兄ちゃんと同じ名前、のような
和｢まーくん？｣
雅｢え、？｣
まーくん、と呼んでいた彼は、小学生に上がるタイミングで、どこかに引っ越したってお母さんが言ってた
まーくんのおうちは中華料理屋さんで、餃子が美味しくて、炒飯も好き
よく食べにいってたなぁ、なんて思い出した時
相葉先輩は、まーくんなんだ、って繋がった
雅｢やっと思い出した！俺もついこの間だけどね！思い出したの！｣
幼稚園の頃、ずっと手を引いてくれていた優しい存在
だから、受け入れられたのかな、あの日の昇降口でも
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泪(プロフ) - Aiさん» 大変お待たせしてしまって申し訳ないです。リクエスト、ありがとうございました！ぜひこれからもお付き合い下さい。遅くなって本当に申し訳ないです。これからもよろしくお願いします！ (2020年6月29日 22時) (
レス) id: 28b20217ed (このIDを非表示/違反報告)
泪(プロフ) - 千智さん» 今日の夜、メッセージを送ろうと思ってました･･･(笑)コメントありがとうございます。ほんとに遅くて申し訳ないんですが、気長にお待ちいただければ嬉しいです。これからもよろしくお願いします。 (2020年6月29日 22時) (レス) id: 28b20217ed (このIDを非表示/違反報告)
Ai(プロフ) - お話とってもよかったです！！ありがとうございます！！ (2020年6月29日 22時) (レス) id: 330ee8e192 (このIDを非表示/違反報告)
千智(プロフ) - 更新ありがとうございます。また読めて嬉しいです^_^ (2020年6月29日 17時) (レス) id: 5441d66b3a (このIDを非表示/違反報告)
泪(プロフ) - しほほんさん» 更新してません。お話貯めてます。すみません。 (2020年5月20日 13時) (レス) id: 28b20217ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：泪
| 作成日時：2020年5月5日 9時
