酔っ払いが語る 6 ページ40
おっきなくりくりの翔ちゃんの目がみるみるうちに赤くなって、うるうるになって、じわっと涙が浮かぶ
翔「ばかだね、おれ」
和「ん？」
翔「一人で馬鹿みたいに酒飲んで、悩んで･･･答えでなかったのに、ニノはすぐ答えだして、」
和「答え出すのは翔ちゃんだよ？」
翔「･･･そうだけど、でも、ね、そうじゃん、俺はそこまでたどり着かなかった」
和「酔っ払って具合悪くなるよりも、帰ってきた方がいいって思ってくれた？」
翔「ん、」
和「ふふっ、じゃあ満足」
ポロッと涙をこぼすと、ふわっと欠伸をした
時計を見るともう日付が変わってる
そうだよな、疲れて飲んできて、今眠いに決まってるよ･･･
翔ちゃんに寝ようと声をかけると、ずるずるとソファに横になった
えぇ〜･･･嘘でしょ、酔い覚めたと思ったのに、まだだったの？
翔「ひとりになるの、やだ」
和「酔っ払い、もう覚めてるでしょ？」
潤「布団敷く？和室」
俺と翔ちゃんの話を、ダイニングの椅子に座って黙って聞いてた潤くんがナイスアイデア
和「あっ、うん。よかったね、翔ちゃん」
翔「ニノもでしょ？」
和「なんでそうなるの･･･」
潤「いいじゃん、にの」
翔「潤もでしょ？」
潤「･･･俺は布団敷くだけ」
和「じゃあ3人ね」
この際なんでもいいわ、酔っ払いが楽しめるなら、と思って、翔ちゃんに10分くらいでシャワー浴びてこさせて、3人川の字で布団に横になる
ぐっと伸びながら目を閉じると、
真ん中の布団に入った翔ちゃんから、ぼそぼそっと、ありがとう、っていう声
潤「ニノ、にやけてるよ」
電気を消そうとした潤くんにそんなことを言われてしまった
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泪(プロフ) - sarahさん» こんばんは。コメントありがとうございます。凄く嬉しいお言葉です...。これからも飽きずに、覗きに来てくだされば嬉しいです！これからもよろしくお願いします。 (2017年10月29日 22時) (
レス) id: 9987b4924d (このIDを非表示/違反報告)
sarah(プロフ) - 最初から読ませていただいてます。ストーリーが大好物で、ほんとに楽しみにしてます^ ^これからの展開もドキドキしてます！応援してます (2017年10月29日 9時) (レス) id: b09053cf22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：泪
| 作成日時：2017年10月23日 17時
