限界値 ページ15
潤side
ニノのお母さんの命日が過ぎて
相葉ちゃんからその時の話も聞いて、予想通りだったし
帰ってきてからはいつも通りのように見えた
少し、心ここに在らずっていう時も、帰ってきたばっかりの時はあったけど、
夢見て飛び起きて寝不足な感じも、悶々と1人で戦ってるような感じも、そうは"見えなくて"
ただ、見えないだけだったんだよね
それがわかったのは、命日からだいぶすぎた時期
新しい仕事決まった、と、俺と翔くんとニノ、3人で夕ご飯食べてる時に報告してくれた
その顔は、嬉しそうで、よかったね、って俺らもよろこんだ
少し大変そうだったから、翔くんも体調気をつけてみてあげて、って言われてた
天気よくて、俺がたまたま休日だった
その日、布団干したいから、仕事行く前に廊下に出しておいて、って相葉ちゃんと翔くんに声かけて、
今起きたのか、寝てないのかわかんない大野さんにも声かけて
ただニノは起きてこなくて、疲れてんだね、寝かせてやろうって、そこはみんな同意した
疲れてても、寝れてるなら大丈夫かな、って様子も見ずにそう思っちゃって
リビングから庭に出れるから、窓開けて、冬の匂いもするような秋の風がリビングに入るのを感じながら、布団を干してた
智「まつじゅーん！」
そんなとき、廊下の方から大野さんに呼ばれる声が聞こえた
なんか壊したりしたのか、布団の話か、何かなって思って、軽く、なにー？って声が通るように声をかけたら、水持ってきてって
潤「え？みず？」
智「ペットボトルでもコップでもいいから！」
なんでだ？って言う疑問が浮かんだけど、
大野さんの声が切羽詰まった感じだったから、
あわててコップに水くんで、廊下に出ると、トイレの扉があきっぱなし
覗くと、ぐったり大野さんにもたれかかるニノと、背中をさすってる大野さん
智「あぁ、松潤、ありがと」
潤「あ、はい」
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泪(プロフ) - sarahさん» こんばんは。コメントありがとうございます。凄く嬉しいお言葉です...。これからも飽きずに、覗きに来てくだされば嬉しいです！これからもよろしくお願いします。 (2017年10月29日 22時) (
レス) id: 9987b4924d (このIDを非表示/違反報告)
sarah(プロフ) - 最初から読ませていただいてます。ストーリーが大好物で、ほんとに楽しみにしてます^ ^これからの展開もドキドキしてます！応援してます (2017年10月29日 9時) (レス) id: b09053cf22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：泪
| 作成日時：2017年10月23日 17時
