帰る場所 13 ページ14
黙々と車を走らせてるうちに、見知った道になってきた
ニノは、たぶん寝たのかな
静かに落ち着いた息が聞こえてくるから、俺も少し安心
もちろん、完璧に落ち着いたわけじゃないと思うし、
まだまだ不安定だと思う、帰ってからは本当に心配だけど、
少し、そこの場所を離れたから落ち着いたのもあるのかな、って思って
みんなも、こうなることわかってたと思うから、連絡は入れなくていいかな･･･
雅「ニノ、ついたよ」
肩をトントンとしてあげるとゆっくり目を開けて、何回か瞬きをする
大丈夫？と聞くと、うん、と短く返される
大丈夫？って、大丈夫なわけないよな
今のは俺の質問が悪かったよね、ごめん
ニノの分の荷物も持って玄関まで向かおうとすると、そういうのやだ、とちょっと不機嫌
でも俺は、ここでめげないからね
いいよ、と、ニノが手をかけてる荷物を少し力を入れて、俺の元へ引くと
何故か困ったように笑って、ごめんね、と
雅「謝んなくていいんだよ、ニノ、悪いことしてないの！これは俺の気持ち、ね？」
和「･･･相葉さんの気持ちたくさんだね」
雅「当たり前、溢れ出てるからね？」
和「んふふ」
小さく笑ったのがわかる
そこで、俺は少しだけ安心したんだよね
今回もすごく心にのしかかるものもあったけど、乗り越えられるかな、って
ちょっとだけ安心しちゃったんだよ
だからさ、ニノの限界に気づくまで時間かかっちゃってさ
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泪(プロフ) - sarahさん» こんばんは。コメントありがとうございます。凄く嬉しいお言葉です...。これからも飽きずに、覗きに来てくだされば嬉しいです！これからもよろしくお願いします。 (2017年10月29日 22時) (
レス) id: 9987b4924d (このIDを非表示/違反報告)
sarah(プロフ) - 最初から読ませていただいてます。ストーリーが大好物で、ほんとに楽しみにしてます^ ^これからの展開もドキドキしてます！応援してます (2017年10月29日 9時) (レス) id: b09053cf22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：泪
| 作成日時：2017年10月23日 17時
