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《A》
理「 Aちゃんっ 」
どこからか聞こえる 安心する声 。
… 理香子ちゃんだっ …
貴「 理香子ちゃ … きゃっ 」
パシッ
「 なんで 声 出してんの ? 」
ものすごく 冷めた目 。
私は 今 《あの子》に ハメられて ここにいる 。
両腕 、両足 が 椅子に 紐で 結び付けられてて
、
全く 身動きが 取れない状態 。
でも ほんの少しの抵抗として 、
さっきから 椅子ごと 揺れてる 。(笑)
ガタガタ
「 抵抗しても 無駄 」
そういって 、
パシッ
また 叩かれる 。
貴「 …っ 、だいたいっ 、
何が目的で っ 、こんなことっ 」
すると 、髪の毛を グッと 掴まれた 。
「 むかつくから 、
ただ 、それだけ 」
その憎しみに溢れた目に ゾッとした 。
「 今日 ここで 迷惑かけて 、
解雇とかに なっちゃえば いいのに 。」
皆に迷惑なんて 、かけるもんか 。
今 この状態よりも 皆に迷惑かけることのほうが 嫌だ 。
貴「 … んっ 」
ガタガタ
少しでも紐が緩むように 動いてみる 。
所詮 女の子が結んだ紐だから 取れる 、はず 。
「 ガタガタ うるさいんだよ! 」
パシッ
理「 やめなさい 」
低い声とともに 入ってきたのは 理香子ちゃん だった 。
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実亜(プロフ) - naOmiさん» コメントありがとうございます!そんな風にいってもらえて光栄です!亀さん更新にならないように頑張りますのでこれからもよろしくお願いします! (2015年8月10日 1時) (レス) id: dfae5940ba (このIDを非表示/違反報告)
naOmi(プロフ) - 初コメ失礼します!おはなしの続ききになります!更新お待ちしてます! (2015年8月10日 1時) (レス) id: f35e2d398a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:実亜 | 作成日時:2015年7月30日 22時