RMPG'S GIRL

そういう関係？ ページ20

瑠唯 side



午前11時15分。


珍しくAと慎が起きてこない。


もう、翔平でさえも起きているのに。



A不在のため、今朝の朝食は北人が作ってくれたけど...


やっぱりAのご飯じゃなきゃダメなんだってメンバー全員が痛感した。



慎・A「おはようございます...」


そんな中、やっと2人がリビングに顔を出した。



...ん？年頃の男女がこんな時間に同時に起きてくることなんてある？


リビングの空気が一変したのが分かった。



LIKIYA「今何時か分かってる？」


いつもは優しいLIKIYAさんの声も今は怖い。


慎「えっと」


LIKIYA「11時15分」


慎・A「...！！」



RIKU「2人は、、そういう関係だったの？」


陸の一言で、場が完全に凍ったのが分かった。


昨日あんなことがあったからと大人しかった陣さんでさえも、パニックを起こしていた。


違うよね？2人はただの幼馴染だよね？



A「あの、そういう関係って、、
まさかとは思いますけど疑われてます...？」


壱馬「それ以外に何があんだよ」


A「はぁ...ごめんなさい、誤解です。
慎には私の相談に乗ってもらっていただけです」


北人「で、でもなんで、こんな時間に！」


慎「僕がAの部屋で寝落ちしたんです。ごめんなさい！」


なんだよ〜〜


慎の一言で場は一気に和んだ。


翔吾「びっくりした〜〜！」


海青「一緒に寝ちゃっただけか笑笑」


龍「...良かった//」


陣「ちょ、龍何変なこと想像してんや」


龍「なっ//」


昴秀「陣さんもじゃないっすか」


陣「そ、それはなあお互い様や！
...A、昨日は強く言い過ぎてしもうてごめん。」


A「そ、そんな...私こそご迷惑お掛けしてすみませんでした」


健太「よっ、仲直りだ！」


彰吾「これで一件落着」


「そうだね」


北人「一緒に寝たことは許せないけど」


壱馬「慎お前な...覚えとけよ」


壱馬の目が本気すぎて恐ろしいと思ったのはここだけの話。



樹「...俺、一緒に寝たこと何度もあるけど笑」フッ


そんな壱馬に対して聞こえないくらいの声でボソッと言い返す樹が1番恐ろしいのだと気が付きました。


聞こえなかったフリしておこっと。

GENE→←甘え

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す