______ あのコの中の私 ページ28
you side
皆の輪を抜け出していっちゃんと2人きりになった。
私は意を決して口を開く。
「...観覧車、行かない？」
いっちゃん「いいよ、行こう」
2人で観覧車に乗り込む。
いっちゃん「...」
「..」
しばらく無言の時間が過ぎた。
もうすぐ頂上になってしまう。
私は、言わなきゃいけないことがある_____
「...いっちゃん」
いっちゃん「ん？」
「私ね、第一印象からいっちゃんのことが気になってたの。だけどなかなか話せなくて、他の人が気になってた時もあった。
でも、猫カフェ行った時が本当に楽しくってやっぱりいっちゃんが今も1番気になる存在かなって思ってます。
...これ、良かったら受け取って下さい笑」
私はお守りを渡した。
いっちゃん「...いいの、俺で？」
「うん」
いっちゃん「...やっべ。うれしいけん、ありがとう」
「博多弁だ笑」
いっちゃん「あ笑」
そこからはたわいもない話をして、あっという間に地上に戻ってきた。
いっちゃん「...気をつけて」
降りる時いっちゃんが私の手を取ってくれたのは私だけの秘密。
？「Aちゃん」
いっちゃん「...あ」
「れお、くん？」
観覧車から降りたところで私に声を掛けてきたのはれおくん。
れお「話したいんだけどいい？」
「あ、うん...」
いっちゃん「じゃあ」
れおくんと近くのベンチに腰掛ける。
れお「最後にAちゃんとも話しておきたいなって思って。
いっちゃんとの時間邪魔してたらごめんね」
「ううん、大丈夫」
れお「...ならいいんだけどさ
正直、俺のことどう思ってる？」
「...いい、とは思ってるよ。オオカミくんじゃなかったら」
れおくんのことをいいとは思っている。これは事実だけど...
れお「俺のことオオカミくんだと疑ってる？」
「まあ笑笑」
れおくんが1番怪しいんじゃないかって、思う自分もいる。
れお「そっか。話してくれてありがとう」
「いえいえ」
れお「...じゃあね」
去っていったれおくんの後ろ姿はどこか覚悟を決めたようにも見えた。
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Miyu(プロフ) - ありがとうございます！次回作楽しみにしてます！！！ (2018年4月30日 17時) (
レス) id: 895320cd42 (このIDを非表示/違反報告)
non(プロフ) - のんたろうさん» コメントありがとうございます（ ; ; ）北人くん！出していなかったので考えます！ (2018年4月30日 17時) (レス) id: 95f9eb8caa (このIDを非表示/違反報告)
non(プロフ) - Miyuさん» ありがとうございます（ ; ; ）（ ; ; ）陸くんですね、分かりました！ (2018年4月30日 17時) (レス) id: 95f9eb8caa (このIDを非表示/違反報告)
non(プロフ) - みけさん» キラキラな隼くんですね、了解です！ (2018年4月30日 17時) (レス) id: 95f9eb8caa (このIDを非表示/違反報告)
non(プロフ) - みぃさん» ありがとうございます、嬉しいです（ ; ; ） (2018年4月30日 17時) (レス) id: 95f9eb8caa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：non
| 作成日時：2018年4月14日 15時
