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you side


涼太くんとディナーに来て早いこと2時間


コース料理を堪能し終えてお腹いっぱい!って感じなんだけど...


涼太「A〜〜」


ありゃりゃ、涼太くん酔っちゃったよ。


ちょっぴり顔も赤いし。


「涼太くーん、、」


涼太「Aこっち来て〜〜」


そう呼ばれて私は涼太くんの隣へ座る。



涼太「...」


ちょ、寝ちゃった?!笑


切り替え早いな、なんて思いつつも寝顔を眺める。


「...寝ても酔っても王子様は変わらないなぁ」



涼太「...ふふっ、何か言った?笑」


目の前には涼太くんの顔。


「ふぇっ?!」


涼太「今の全部聞こえてましたけど?」


「なっ!!」


いつから起きてたんだよ!!!!


「...黒王子め。」


つい言葉に出してしまった。


涼太「黒王子って??」


涼太くんが黒い笑みを浮かべながら顔を近づけてくる。


「ち、近いっ...」


涼太くんの顔が目と鼻の先の距離になって、思わず私は目を閉じてしまった。


チュッ


涼太「酔いが冷めたよ、ありがとう笑」


俺会計してくるからここで待っててという涼太くんの言葉に私はただ呆然としていた。



「私っ今...涼太くんに...キスされた...」


触れるだけの軽いキスだったけど


なんだか嬉しくって...もっと...




て、いけないいけない!


涼太くんが酔っていただけのことだ。


忘れよう、うん、忘れよう。


自分にそう言い聞かせた。




涼太「ごめん、待たせちゃった?
そろそろ出よっか。」


涼太くんが会計から戻ってきた。


「...うん、ご馳走様でした」


涼太「気にしないで笑」



店を出た後タクシーに乗り、涼太くんには家まで送ってもらった。


「今日はありがとう。楽しかったよ。」


涼太「いえいえ。また行こうね?」


「うん!」




涼太くんは最後の最後まで王子様だ。

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設定タグ:佐野玲於 , GENERATIONS , LDH   
作品ジャンル:恋愛
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non(プロフ) - KatayoseRiseさん» これからも楽しみにしていて下さい^^ (2018年2月12日 13時) (レス) id: 95f9eb8caa (このIDを非表示/違反報告)
non(プロフ) - chocoarisa606さん» ありがとうございます!頑張らせていただきます^^ (2018年2月12日 13時) (レス) id: 95f9eb8caa (このIDを非表示/違反報告)
KatayoseRise(プロフ) - リッキー出てきて嬉しいです!! (2018年2月12日 1時) (レス) id: 151cd28ba4 (このIDを非表示/違反報告)
chocoarisa606(プロフ) - 投稿ずっと楽しみにしてます!評価送りました!もちろん星10個です!更新まってます! (2018年2月3日 21時) (レス) id: 36d5e1538e (このIDを非表示/違反報告)
non(プロフ) - (名前)まなみさん» まなみさんこんばんは!コメントありがとうございます。これからも満足していただけるよう精一杯頑張らせていただきます! (2018年1月28日 18時) (レス) id: 95f9eb8caa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:non | 作成日時:2018年1月22日 19時

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