White salt boy

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reo side


お昼休憩も終わり、メンバー全員事務所に戻った。



玲於「はぁ」


今から打ち合わせだ。


1/1リハでの反省点や変更すべき点、新しく取り入れたい点など話し合うことは山ほどあるだろう、今日は早く帰れなさそうだ。



亜嵐「よし、打ち合わせを始めよう！」


亜嵐くんの一言で皆がホワイトボードの前へ集まる。


亜嵐「まずは、今日の反省から」



発言する気になれなくて、ふと目の前にいるAを見た。



ん...目が赤い？


午前中はそんな事なかったのに。


また、泣いたのかな



Aは悩み事とか常に一人で抱え込むタイプだから


心配で仕方ない。



そんなAの横顔に見惚れてぼーっとしてると、


亜嵐「おーい玲於、聞いてるかー？」


亜嵐くんから注意された。


玲於「...うん、聞いてるよ。」


亜嵐「そっか。


じゃあこれで反省は終わり！一旦休憩しよう！」



やっと休憩へ入る。



涼太「玲於〜？」


目の前から黒い笑みを浮かべた涼太くんがやって来た...一体何を企んでいるんだ。


玲於「また悪い顔してる...なに。」


そう言うと、俺にそんな事言っちゃうんだ玲於〜って更に悪い顔して笑う涼太くん。



涼太「そうそう、」


涼太くんは俺に耳打ちした。


“ 俺、Aのこと好きなんだよね。”


玲於「っは！」


涼太「それだけ」


悪戯にウィンクして立ち去っていく涼太くん。


玲於「なんなんだよっ...」


混乱する頭を抱えながら俺は打ち合わせに戻った。

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