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you side
正直、頭が追い付かない。
皆も混乱しているらしくしばらく沈黙が続く。
玲於「あのさ、」
沈黙を破ったのは玲於だった。
玲於「マネ以外にAの家の鍵持ってるのってさ...」
みんなハッとした顔をする。
隼「リッキー...でも、Aの彼氏だよね?
変に忍び込んだりなんてしないと思うけど...」
そっか、別れたこと玲於しか知らないんだった。
皆にも言うべきだよね。
「あのね...私昨日リッキーと別れたの。」
私の告白にポカーンとする玲於以外のメンバー。
ラブラブだったもんね、リッキーと私。
また少し沈黙が続いて
亜嵐「...なんで?」
リーダーが口を開いた。
これも、言った方がいいのかな
「...リッキーの女遊びが激しくて。」
泣き出したい気持ちをぐっと抑えて、一言でまとめた。
これ以上聞かないでほしい
玲於「まあ、理由は何にしろまずはマネと連絡とらいと。」
亜嵐「そうだな。」
玲於が上手く話を逸らしてくれて感謝。
とりあえず、マネさん大丈夫かな...
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マネージャー side
遅刻なんか一度もしたことのないAが時間になっても来ない。
メンバー、スタッフ皆心配でリハどころじゃなかったけど
時間が押していることもあるし、リハを中止にするなんてことは不可能だ。
だからメンバーに
マネ「俺が今からAの家に向かう。」
とだけ伝え俺は彼女の家へ向かった。
無事家に着きインターホンを押すが...
応答無し。
連絡さえつかない。
諦めて帰ろうとしたその時、ドアが少し開いていることに気付いた。
マネ「...入るよ」
一応、お邪魔しますと声を掛け部屋に入る。
マネ「あれ...」
Aのスマホはダイニングテーブルの上に置いてあって
マネ「寝てるのか...?」
寝室へ向かうと、あたかもさっきまで人が寝ていたかのような痕があった。
この状況をメンバーLINEに送る。
マネ「Aー?」
やっぱりどこかにいるんじゃないか。
そう思いAの名前を呼ぶが返事はない。
今度こそ帰ろうとしたその時、
?「...お久しぶりですね、マネージャーさん。」
聞き覚えのある声が背後から聞こえ振り返ると
そこにいたのは
マネ「...リッキー」
Aの彼氏だった。
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non(プロフ) - KatayoseRiseさん» これからも楽しみにしていて下さい^^ (2018年2月12日 13時) (レス) id: 95f9eb8caa (このIDを非表示/違反報告)
non(プロフ) - chocoarisa606さん» ありがとうございます!頑張らせていただきます^^ (2018年2月12日 13時) (レス) id: 95f9eb8caa (このIDを非表示/違反報告)
KatayoseRise(プロフ) - リッキー出てきて嬉しいです!! (2018年2月12日 1時) (レス) id: 151cd28ba4 (このIDを非表示/違反報告)
chocoarisa606(プロフ) - 投稿ずっと楽しみにしてます!評価送りました!もちろん星10個です!更新まってます! (2018年2月3日 21時) (レス) id: 36d5e1538e (このIDを非表示/違反報告)
non(プロフ) - (名前)まなみさん» まなみさんこんばんは!コメントありがとうございます。これからも満足していただけるよう精一杯頑張らせていただきます! (2018年1月28日 18時) (レス) id: 95f9eb8caa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:non | 作成日時:2018年1月22日 19時