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永瀬side
海｢れ〜ん｣
朝。眠い目をこすりながら学校に足を進めていると後ろから海人が飛びついてきた
廉｢どしたん？｣
海｢土曜日暇？｣
廉｢暇やけど……｣
海｢駅前10時。神と遊園地行くから絶対来てよ｣
そうなぜか強気で海人はそう言うと、俺の背中から飛び降りて学校の方に走り出した
廉｢なんやあれ。忙しいやつやなぁ｣
神｢だーれが？｣
廉｢うわっ……神か｣
神｢おはよう｣
そう言って俺の顔を下から覗き込んでくる神の笑顔はキラッキラしてて……
俺の心臓が１回ドクンとなった
……なんで？
もしかして神に惚れた？
そんな訳ないかぁ
神｢何考えてるの？｣
廉｢別に……｣
神｢絶対嘘だ｣
廉｢嘘やけど、神には言わん｣
神｢えーなんでよ……教えてよ廉くーん｣
廉｢キモイわ｣
神｢廉くんひーどーいー｣
神がなんか知らんけどオネエみたいな真似をしながら追いかけてくる。
人混みをかけ分けながら神から逃げていると前に体格のいい人が……
ぶつかるっ。
そう思った時にはとっくのとうにぶつかっていた
廉｢痛っ｣
紫｢大丈夫ですか……って廉かよ｣
廉｢紫耀！！｣
紫｢ん｣
紫耀が手を差し伸べてくる
そう言えば、俺まだ起き上がっとらんわ
素直に紫耀の手を取ると、紫耀が起き上がらせてくれた
そう言えば、昨日もぶつかったわ……怒られるかもしれん。
嫌やで。紫耀が怒ったら怖いもん。いつも優しい紫耀が怒ったら……ホンマに鬼にしか見えんもん
紫｢なぁ……廉。｣
そう言って紫耀が手を振り上げる。
叩かれる……
そう思ったけど、紫耀は俺の頭をポンポンと撫でた
なんか今日の紫耀おかしくない？
ポカーンとしている俺をよそに
紫｢他の人にはぶつかるなよ｣
そう言って学校の方に歩いていった
紫耀の姿が見えなくなっても、紫耀が歩いていた方を見ていると
神｢廉くんどーちたの？｣
とオネエ神くんが登場した。
廉｢まだそれ続いとったん｣
神｢いや。もう辞めるけど｣
廉｢うん。そうして。｣
神｢そんなに嫌？｣
廉｢次したら口聞かんなる｣
神｢えー。やーだー｣
廉｢やめろや｣
そう言って俺が逃げると、神が｢待ってよ。廉くーん｣って言いながら追いかけてくる
そんなことをしていると、さっき紫耀の様子がおかしかったことなど忘れ去っていた
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まっつん(プロフ) - ななみさん。コメントありがとうございます。更新頑張ります (2019年11月9日 19時) (
レス) id: 60af2ca4dd (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 岸くんの優しさに、ウチまで泣けてきます。もっと、もっと読みたいと思って読んでいます。更新お待ちしております。 (2019年11月9日 19時) (レス) id: 6b92244ddf (このIDを非表示/違反報告)
まっつん(プロフ) - Mさん。コメントありがとうございます。 (2019年11月1日 20時) (レス) id: 60af2ca4dd (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - はじめまして。これからの展開が気になります、小説ありがとうございます(^^) (2019年10月31日 12時) (レス) id: db133f64b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まっつん | 作成日時：2019年10月24日 23時
