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永瀬side
『ねぇ……もっと抱いていい？』
俺の耳元で囁かれる神の甘い声
『廉……愛してるよ』
甘い声で囁いて俺の口を奪う。
それはどんどん激しくなっていき……
『廉……可愛い』
そう神は俺から口を離しニヤリと笑った
廉｢はっ……｣
目が覚めると、そこは俺の部屋で、もちろん神はいなかった
まだ、心臓がドクドク言っとる
変な夢やとは思ったけど別に嫌ややない
それは、神のこと少しは好きになっとるってことでええんかなぁ
でも、夢だったはずやのに自分の唇に神の唇の感覚が残っとる……気がする
廉｢どしたんやろ……俺。｣
今までにも、変な夢は見てきたけど、その記憶は曖昧で……
でも、今日の夢は絶対忘れれへん。
夢から覚めたはずやのに俺の心臓はまだ音をたてて鳴っていた
ピーンポーン
廉｢はーい｣
俺がそう言ってドアを開けると、俺の彼氏？ が迎えに来てくれる
いつもならおはようとか言えるのに、さっきの夢のせいで神を見ると心臓が大きな音を立てる
神｢廉？｣
廉｢……ん？｣
神｢今日の廉。可愛いねぇ｣
夢と同じようなセリフを言うからだんだんと顔が火照ってくる
神｢廉？ 顔赤いよ？｣
そう言って覗き込んでくる神は夢の中と同じで……
廉｢う……うっさいわ。神のせいや｣
神｢どういうこと？｣
廉｢な……なんでもないわ。あれ見てUFOやで｣
そう誤魔化して逃げる
でも、そんなんで神を騙せるわけなく
神｢待って〜｣
なんて言いながら追いかけてくる
朝から近所迷惑やわ。なんて考えながらも神とキャーキャー騒いでいると、救急車のサイレンが聞こえてきてあっという間に俺らの横を通り抜けた
廉｢なんかなったんかなぁ｣
神｢ねぇ｣
そんなことを話していると、前に人だかりが出来ていた
俺の野次馬根性が働きその方に駆け寄ると、目を疑いたくなるような光景が広がっていた
……そこには、紫耀が血を流しながら倒れている姿があった
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まっつん(プロフ) - ななみさん。コメントありがとうございます。更新頑張ります (2019年11月9日 19時) (
レス) id: 60af2ca4dd (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 岸くんの優しさに、ウチまで泣けてきます。もっと、もっと読みたいと思って読んでいます。更新お待ちしております。 (2019年11月9日 19時) (レス) id: 6b92244ddf (このIDを非表示/違反報告)
まっつん(プロフ) - Mさん。コメントありがとうございます。 (2019年11月1日 20時) (レス) id: 60af2ca4dd (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - はじめまして。これからの展開が気になります、小説ありがとうございます(^^) (2019年10月31日 12時) (レス) id: db133f64b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まっつん | 作成日時：2019年10月24日 23時
