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永瀬side
神と付き合ってから1週間がすぎた
けど、まだ恋人(仮)のまま何も変わらない
ただ一日一日刻々と過ぎていくだけやった
｢体育祭シーズンだー｣
朝のHR。熱血委員長が体育祭のことで仕切っている
まぁ、熱いけどみんなから好かれてるんよな……信頼が厚い的な？
｢ところで永瀬〜｣
廉｢へ？｣
｢出たいの決まってるか？｣
廉｢決まっとらんけど……｣
そんなことを急に言われても、出たいやつなんかまだ決めとらんし、まず何があるんかも分からん
｢これに出てくれ｣
そう言って黒板を指さした
そのには……女装コンテストの文字が……
廉｢嫌や。第一なんで俺が出んとあかんの？｣
反論するために立ち上がると、何言ってんの？ みたいな顔で熱血委員長が言った
｢顔がいいから｣
廉｢顔が良くても、女装するっておかしいやろ｣
神｢まぁ、廉は顔よしスタイルよしだし……女装しても大丈夫でしょ｣
廉｢大丈夫ちゃうわ。そんなんやったら神がやればええやろ｣
神｢それは無理。俺、廉よりイケメンじゃないし、女装似合わないもん。でも、廉は顔いいから似合うよ｣
廉｢神。恨んでやるわ……｣
神｢あはははは。ごめん。｣
廉｢ゴメンで済んだら警察いらんやろ｣
ホンマに最悪や……
あの後、何度も反論したのにも関わらず、本人の意思を無視して、話は進んでいった
結局……俺が女装せんとおえん。 おかしいやろ
絶対神なんか許さんで
でも、まぁそんなことを言いながらも一緒に帰っとるんやけど……
神｢でも、廉が女装してるの見たかったんだもん｣
廉｢……｣
神｢ほら。放課後さ、誰も来ない教室でキスとか憧れちゃうじゃん｣
廉｢女装せんでもええやろ｣
神｢やっと喋ってくれた〜｣
廉｢そりゃ喋るわ｣
神｢許してくれる？｣
廉｢許さん｣
神｢なんでもするから許して〜｣
廉｢やったら……キスして……な〜んて｣
俺がそう言って神の方を見ると、神の顔が近づいてきた
そしてそのまま俺の唇にふんわりと神の唇が当たった
廉｢何してんねん｣
神｢だってキスしたら許してくれるんでしょ？｣
廉｢冗談やわ｣
神｢廉の顔真っ赤〜｣
神が茶化してきて、俺が怒っていると、後ろから声が聞こえた
紫｢お前、他人の家の前で恥ずくないの？｣
廉｢紫耀……｣
紫｢別に付き合ってんだしいいとは思うけど外ではすんなよ。こっちも恥ずいし｣
そう言って紫耀は俺らの前から立ち去った
俺の顔は紫耀に見られてもっと熱くなった
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まっつん(プロフ) - ななみさん。コメントありがとうございます。更新頑張ります (2019年11月9日 19時) (
レス) id: 60af2ca4dd (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 岸くんの優しさに、ウチまで泣けてきます。もっと、もっと読みたいと思って読んでいます。更新お待ちしております。 (2019年11月9日 19時) (レス) id: 6b92244ddf (このIDを非表示/違反報告)
まっつん(プロフ) - Mさん。コメントありがとうございます。 (2019年11月1日 20時) (レス) id: 60af2ca4dd (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - はじめまして。これからの展開が気になります、小説ありがとうございます(^^) (2019年10月31日 12時) (レス) id: db133f64b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まっつん | 作成日時：2019年10月24日 23時
