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岩橋side
あの後、ずっと泣いていた俺の背中をずっとさすり続けてくれていた岸くん。
岸｢大丈夫か？｣
玄｢俺は、大丈夫だけど……授業サボっちゃったね｣
もう5時間目を通り越して6時間目の真っ最中
俺はその間ずっと泣いてたんだよね
岸｢何をそんなにも抱えてたんだ？｣
玄｢……神宮寺……｣
岸｢へ？｣
玄｢笑わないで聞いてくれる？｣
岸｢うん。｣
岸くんのその言葉を聞いて、安心した俺は神宮寺が好きになった理由を話した
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俺の父さんは仕事の都合で、俺が小学校の頃から学校にいない
それに母さんは体弱くて、ずっと寝てなくちゃダメなんだよね
ほら小学校ってさ母の日とか父の日とかで、参観日に来てた親に感謝伝えたりするじゃん？
でも、俺ん家の場合2人とも来れなくて……皆にからかわれてたんだよね
｢お前の母ちゃんお前のこと嫌いなんだろ？ だから来ねんじゃねーの？｣って。
俺、言い返せるほど俺の心は強くなかっから、言われるだけでなんも出来なかった
でも、その時に、神宮寺が来てくれて
｢別に親がここに来ようが来てなかろうがそんなん関係ねーじゃん｣
｢仕事の都合とか、色々理由があるんだよ。ここに来ることが愛されてるって証明じゃねーんだよ｣
｢第一ここまで生きてこれたのは、親のおかげだろ？ だから、玄樹は親から愛されてるんだよ｣
｢人の家の都合を、そんな簡単に言葉にするなよ｣
そう言った神宮寺はほんとにかっこ良くていつの間にか好きになってた
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玄｢ずーっと好きなのになぁ｣
岸｢神。良い奴じゃねーか｣
玄｢当たり前でしょ？ 俺が好きになるくらいだし｣
岸｢分かった。もしかしたら神と廉は付き合ってるかもしれないけど｣
玄｢なんでそう傷口をえぐるようなこと言うのかな｣
岸｢違う違う。かもしれないけど、俺が神といわげんをくっつけてやるよ｣
玄｢ほんとに？｣
岸｢任せろ｣
玄｢……分かった。よろしくね。岸くん｣
岸｢ああ｣
いつもは、馬鹿で能天気で、何考えてるか分かんないけどこういう時は案外助けてくれる……
俺にとって、大切な親友かも
第一こんな貴重な人材世界のどこ探しても居ないでしょ
全てを含めて……だけど
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まっつん(プロフ) - ななみさん。コメントありがとうございます。更新頑張ります (2019年11月9日 19時) (
レス) id: 60af2ca4dd (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 岸くんの優しさに、ウチまで泣けてきます。もっと、もっと読みたいと思って読んでいます。更新お待ちしております。 (2019年11月9日 19時) (レス) id: 6b92244ddf (このIDを非表示/違反報告)
まっつん(プロフ) - Mさん。コメントありがとうございます。 (2019年11月1日 20時) (レス) id: 60af2ca4dd (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - はじめまして。これからの展開が気になります、小説ありがとうございます(^^) (2019年10月31日 12時) (レス) id: db133f64b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まっつん | 作成日時：2019年10月24日 23時
