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一昨日の事を、思い出すだけで、ニヤけてくる
でも、紫耀と玄さんがなぁ……
恋する人、皆幸せになったらいいのに……
ガタンッ
俺の机に誰かがぶつかってきた
その人……紫耀だ。
紫耀はそのまま気づかなかったのか分かんないけど、俺の横を通って自分の席に座った
いつもの紫耀らしくない。……元気がない？
俺は心配になって、紫耀のほうに向かったけど、何を言っていいのか……
紫｢神と廉……付き合ったんだな｣
海｢えっ……知ってんの？｣
なんで紫耀が知ってんの？
確かに……廉の家の隣だけど……わざわざ廉がそんなこと言うはずもないし……
俺の疑問に答えるように紫耀が口を開いた、
紫｢朝……神が廉の家の前に……いて……｣
そう言ってなぜか涙を流し始めた。
紫耀は人前で泣くのが嫌なはずなのに……
海｢えっ、しょ……紫耀？｣
皆、紫耀が泣くのが珍しいのか、俺らの方を見てる
だから俺は紫耀の手を掴むと、屋上に連れていった
屋上に着いて改めて紫耀の顔を見ると、涙でぐっちゃぐちゃで……まぁそれでもイケメンなことに変わりはない
海｢紫耀？ どうしたの？｣
紫｢もう……俺嫌や。｣
海｢何が？｣
紫｢俺自身が嫌や……俺が神にとった態度も、神に対して思ったことも……全部全部嫌や｣
そう言って紫耀はわんわんと泣き始めた
紫耀が関西弁使う時は、ほんとに弱ってるときで……
それでも俺、なんも出来なくてひたすら背中をさすってあげることしか出来なかった
それから落ち着いた紫耀は紫耀が神に対してやった事を全て話してくれた
海｢そっか……｣
紫｢俺が悪いのは分かってるけど……どうしても廉だけは取られたくない｣
海｢……そうだよね｣
紫｢どうやったら廉を俺のものにできる？｣
海｢……｣
紫耀は昔から廉が好きだったことを高二の時に聞いて一途だなぁなんて思ってた
だから紫耀にとっては廉が隣に自然的にいるのが当たり前だった
けど、神が廉と付き合ってからは、きっと紫耀のことなんて、ホントに幼なじみとしか思わなくなるんじゃないのかなぁ
だからこそ紫耀は不安なんだと思う
紫｢海人？｣
ホントは……優しくて、人のことを人一倍考えている紫耀にそんな事やらせたくない
でも、他にいいと思う方法もない
海｢悪役になる……とか？｣
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まっつん(プロフ) - ななみさん。コメントありがとうございます。更新頑張ります (2019年11月9日 19時) (
レス) id: 60af2ca4dd (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 岸くんの優しさに、ウチまで泣けてきます。もっと、もっと読みたいと思って読んでいます。更新お待ちしております。 (2019年11月9日 19時) (レス) id: 6b92244ddf (このIDを非表示/違反報告)
まっつん(プロフ) - Mさん。コメントありがとうございます。 (2019年11月1日 20時) (レス) id: 60af2ca4dd (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - はじめまして。これからの展開が気になります、小説ありがとうございます(^^) (2019年10月31日 12時) (レス) id: db133f64b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まっつん | 作成日時：2019年10月24日 23時
