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神宮寺side
時は経つのは早く、もう月曜日になった
付き合ってから、初めて学校に行く日。
なんか、ドキドキしてきた……
この前、廉を送った理由は、廉を送り届けるだけでなく、廉の家を知ることも目的だったから
家の前に着くと、1つ息をつく
緊張とドキドキのせいで震える手でチャイムを押そうとした時
紫｢神じゃん。廉になんか用？｣
神｢紫耀？｣
なぜか、紫耀がいた。
なんで？
なんで紫耀がいるの？
色々な疑問が浮かび上がってくる
それは、驚きからなのか嫉妬からかなのか分からない
分からないけど……紫耀は何でいるんだ？
紫｢俺の家、隣だから｣
俺の心が読めたのか、そんなことを言って、俺の横を通り過ぎて行った
でもしばらく歩いてこちらを振り向いた
そして
紫｢俺だって、廉のこと好きだし。お前以上に｣
そう言って、俺を睨むとまた歩き始めた
廉｢神？ 来てくれたんや｣
俺が紫耀の方を見ていると、後ろから廉の声が聞こえてきた
神｢……うん。｣
廉｢どうした？ 元気ないけど｣
神｢なんでもないよ。行こ｣
廉｢そうやな｣
そう言ってそのまま歩き出すと、俺の服の袖を握ってくる廉。
神｢どうかした？｣
廉｢手……繋いでくれんの？｣
神｢だって、嫌なんじゃないの？｣
廉｢それは……キスとかやし……手は繋いで欲しい｣
そう言って、顔を赤らめる廉は可愛くて可愛くて……
廉｢それに……手繋いでくれんかったらさみしい｣
その言葉を聞いて、俺の理性はぶっ飛びそうになった
今日の廉は甘えん坊さんかよ
神｢分かった。｣
何とか理性を取り戻し、廉の方に手を出すと、握ってくれた
俺はその手に指を絡ませた。いわゆる恋人繋ぎってやつ
廉｢神……｣
神｢どうした？｣
廉｢このつなぎ方……｣
神｢恋人なんだしいいでしょ｣
そう言うと、また顔を真っ赤に染める廉。
俺が歩き出すと、トコトコと着いてくる廉はまじで可愛い
でも……さっきの紫耀の言葉がなぜか心に突き刺さって、離れなかった
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まっつん(プロフ) - ななみさん。コメントありがとうございます。更新頑張ります (2019年11月9日 19時) (
レス) id: 60af2ca4dd (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 岸くんの優しさに、ウチまで泣けてきます。もっと、もっと読みたいと思って読んでいます。更新お待ちしております。 (2019年11月9日 19時) (レス) id: 6b92244ddf (このIDを非表示/違反報告)
まっつん(プロフ) - Mさん。コメントありがとうございます。 (2019年11月1日 20時) (レス) id: 60af2ca4dd (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - はじめまして。これからの展開が気になります、小説ありがとうございます(^^) (2019年10月31日 12時) (レス) id: db133f64b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まっつん | 作成日時：2019年10月24日 23時
