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永瀬side
神｢だからさ俺、廉のこと好きになっちゃった｣
その意味が分かるまで1分
廉｢は？｣
その言葉を発せれるようになるまで1分
俺の頭はフリーズするわ、真っ白になるわで使い物にならんかった
神｢廉？｣
廉｢どういう事や？｣
神｢だから廉のことが好きなんだ｣
廉｢それがどういう事やって言ってんねん｣
神｢そのままの意味」
そう平然と答える神にイラつきを覚えたけど、そんな事はどうでもええ
廉｢それって、恋愛的な意味でやろ｣
神｢うん。｣
廉｢俺、男やのうて女派なんやけど｣
神｢じゃあ、断るの？｣
そう寂しそうに言われるから、どうしてええか分からんし
でも、もしここで断って、神と仲良う出来んなるのも嫌や
廉｢仮なら……｣
神｢え？｣
廉｢恋人(仮)としてちょっと時間くれるんならええよ｣
神｢ほんとに？｣
廉｢おん｣
神｢ありがとう｣
そう言ってニコリと微笑む神に顔が赤くなるのが分かる
こういう時に海人みたいにはしゃがん神はホンマに大人びとると思う
神｢愛してる｣
神はそう言うと、俺の唇にキスを落とした
海人の家からの帰り道。
神にキスされた時は、なんも考えれんかったけど、後々考えると、恥ずかしさで、爆発しそうや、
廉｢なぁ……神｣
神｢何？｣
廉｢俺ら恋人(仮)なんやし、キスするのはええんかなぁ｣
神｢廉は嫌なの？｣
廉｢分からんけど……｣
神｢じゃあ、廉がしてもいいって言うまでキスとかしないよ｣
廉｢分かった｣
神｢ここ？｣
神と話していると、もう家に着いた
廉｢送ってくれてありがとな｣
神｢ううん。明後日迎えに来る｣
廉｢ありがとう｣
神｢じゃあね｣
廉｢またな｣
神は、そのまま来た道を引き返して、歩いて行った
俺の家、神の家と正反対やったりして
それなら申し訳ないことしてしもうたなぁ
家には誰もいない
母さんも父さんも出張で、家におらん
俺は家に入ると、そのまま座り込んだ
俺の心臓がはち切れそうなほど音を立てて鳴っていた
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まっつん(プロフ) - ななみさん。コメントありがとうございます。更新頑張ります (2019年11月9日 19時) (
レス) id: 60af2ca4dd (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 岸くんの優しさに、ウチまで泣けてきます。もっと、もっと読みたいと思って読んでいます。更新お待ちしております。 (2019年11月9日 19時) (レス) id: 6b92244ddf (このIDを非表示/違反報告)
まっつん(プロフ) - Mさん。コメントありがとうございます。 (2019年11月1日 20時) (レス) id: 60af2ca4dd (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - はじめまして。これからの展開が気になります、小説ありがとうございます(^^) (2019年10月31日 12時) (レス) id: db133f64b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まっつん | 作成日時：2019年10月24日 23時
