お話会に行ったら恋されたvol.3【桃】 (ページ3)

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95話★ ページ3

さとみside

父｢ぜっったい！！！だめ！！！！ゆるさない！！！！｣

『…さとみくん第○人格しよ〜』(無視カウント1)

さ｢あ、うん…や、やるべ…｣

これどんな状況…

突然Aのお父さんが帰ってきて、リビングの扉を開けたタイミングが俺とAがギューしてるときで…Aのお父さんが荒ぶりました

父｢ねぇ！！！！！Aちゃん！！！！！｣

『やったぁ！久しぶりにさとみくんと第○人格やる！

…まだ下手だから…教えてくれると嬉しいです』(無視カウント２)

さ｢おう｣

この前の大学の時といいA今回も無視してる…‪

これいいのかな…？

まぁ、Aが無視してって目で訴えてるような気がするから乗るけど←

父｢ねぇ！！！Aちゃん！！！無視しないで！！！そろそろパパ泣いちゃうよ！？！？！？｣

『起動できたからさとみくん誘うね』(無視カウント３)

さ｢はーい｣

父｢…もういいもん！！！Aちゃんの匂いのついたピンクのぬいぐるみとっちゃうかr((((((殴……ｸﾞﾊｧｯ!!!!｣

『……よしっ！ゲームしよ〜』

え…

な、何がおきたかというと…Aのお父さんが拗ねてAの部屋に入ってぬいぐるみをとろうとしててAの部屋に向かう前にAが光の速さでお父さんに近づき…お父さんの大事なとこを…蹴って戻ってきました…はい

『…お父さん勝手に部屋に入ったり私の大切なもの取ったら今日のご飯抜きだからね？お母さん遅いから私作るけど…あ、要らなくてもやらないでね？』

父｢誠に申し訳ございませんでした。絶対にそのようなことはしないのでご飯作ってください。お願い致します。｣

『はーい

…さとみくんごめんね…お見苦しいとこ見せちゃって』

｢えへへ｣って困ったように笑う彼女はめっちゃくっちゃ可愛い

けどお父さんが心配

さ｢大丈夫だけど…Aのお父さん大丈夫…？｣

『うーん…大丈夫でしょ』

さ｢え、かっる｣

Aには分からないだろうけど結構痛いぞ！？

『だってお父さんが言ってたピンクのぬいぐるみってさとみくんのアニマルクッションかお泊まりのときにさとみくんが取ってくれたぬいぐるみのどっちかだもん…多分アニマルクッションの方だと思う…

どっちも大切なものだもん…取られたくなくて…ついつい…』

…可愛い

ごめんAのお父さん…この子を責める気はなかったけど可愛すぎて痛さを知っててもお父さんの味方は出来ません。