この際腹を割って話そうじゃないか ページ4
仙「最初は、早いうちにAさんを始末することばかり考えていたのですが」
貴「待ってよ何で皆してそんな私を痛めつけようとするのさ！そんなことされても嬉しくないぞ！あいにく私はMではないんだ」
久「そういうことじゃないかと…」
伊「確かに、下級生とも仲直り出来そうなのも、5年生とこうやってお話しできるのも、Aさんがその橋渡しをしてくれたおかげです」
文「最初からこいつもどうせ…って決めつけてかかってしまっていて、本当にすみません」
留「今では、Aさんは私たちにとって本当に必要な存在です。ここまで後輩とたくさん話してくれたり、私たちの背中を押してくれたりして、本当にありがとうございました」
いや、本当に感謝されるとは思ってなかったよ…
貴「何があったか私にはよく分からないけど…私が何とかしたわけじゃなくて、皆の中に元々ある素直な気持ちが戻ってきてるんだよ。自分の過ちを認めるのってだんだん嫌になってきちゃうんだけど、そこから逃げないで行動で示せば、きっと皆今より強い人間になれるよ」
自分結構いいこと言ってる…ていうか、自分で言っといて私はこれが出来てるのか不安になってきた
自分で自分の非を認めるのって、私にとってはエネルギーがいることなんだよね
だから正直、他の人やもののせいにして言い訳出来ちゃえばすっごく楽だし、だんだんそれが上手にもなってきてしまう
でも楽をしたらした分だけ、もっと楽な方に行こうとして、気づかないうちに何にも乗り越えられない人間になってしまう
貴「…なんて、私が偉そうに言えたことじゃないけどね」
こんなとこに急に来られて散々だと思ってたけど、ここで人生において大事なことに気づかされるとは…
貴「私の方こそ、皆のおかげで勉強になったからお礼を言わせて。本当にありがとう」
貴「…そういえば、皆して始末始末言ってたけど…私をどう始末するつもりだったの？」
鉢「あ〜…それ聞いちゃう？」
貴「まぁ、参考程度に？」
仙「そうだな…例えば(ﾋﾟｰとか」
貴「」
仙「後は(ﾋﾟｰや(ﾊﾞｷｭｰﾝや(ﾎﾆｬﾗﾗとか(倫理違反)とか、まぁ様々だ」
貴「うわああああん不破ちゃああぁぁぁぁん」
不「ちょっと男子ィ！Aちゃん泣いちゃったじゃないの！！」
竹「謝んなさいよ！」
伊「女子はすぐ騒ぐんだから」
久「せんせーにゆーから！」
仙「ご、ごめんなさい…(ｼｭﾝ」
文「激弱じゃねぇか！」
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いちごもんすたー(プロフ) - 時雨さん» コメント大変嬉しいです、ありがとうございます…！そう言っていただけると本当に励みになります！これからもがんばります！ (2021年9月16日 18時) (
レス) id: c5f21f47da (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - めっちゃ笑いました！笑いのセンスが光り輝いてますねぇ続き楽しみに待ってます！体調に気をつけて！！ (2021年9月16日 14時) (レス) id: ab61f529ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蓮生 | 作成日時：2021年9月14日 18時
