1.不思議な彼 ページ1
初めは、不思議な人だ、と思った。
私がこの会社に受付嬢として配属されて早3ヶ月、
業務連絡以外で人と関わる事はなかった。
感情を上手く顔に出せない無愛想な私に話しかけようとする人はあまりいなかったから。
そして私自身も、男性社員の特異な視線と女性社員のひそひそ話が少し怖くて、彼らと深く関わろうとはしなかったから。
でも、ある日。
「飴、いる？」
目の前に突然現れたその人は、手のひらをパッと広げて色とりどりの飴を私に見せると、
「これがイチゴ、これがレモン、これがサイダー。」
その一つ一つを指差して、返事を催促するように私を見て、ふにゃっと微笑んだ。
あまりに急な出来事にびっくりして、受付の業務も頭からすっ飛んで、
「……れ、レモンで……」
そう口走った自分に、自分自身で一番驚いた。
その人はレモンの飴を受付のデスクに置いた後、
「これ、おまけ。」
そう言って、サイダーの飴を私の手に握らせて
「……人事部って何階？」
『昨日聞いたはずなんだけど、忘れちゃって』と、またふにゃっと微笑んだ。
下心や嫌みのない笑顔を向けられたのは、とても久しぶりだったと思う。
その後、私が質問に答える間もなく
すぐに人事課の社員さんがやって来て
『オオノさん、お待ちしておりました。』と言って彼を連れて行ったので、
その人が“オオノさん”というのだ、と知った。
これが、大野さんと私の出会い。
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嵐佳(プロフ) - かおるんさん» いらっしゃいませぇ〜！！(.ﾟｰﾟ)言われたいですよね！！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))キャンディも全く同意見です。（笑）大好きだなんて嬉しすぎます〜！！二章もよろしくお願いしますね♪ (2015年10月7日 17時) (
レス) id: e5bd5a0a66 (このIDを非表示/違反報告)
かおるん(プロフ) - やっと来れたよーーーー（笑）危なっかしいって言われたーーい☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆嵐佳さんの世界大好きです。さて受付の仕事に戻ろっと（笑）キャンディは大事に家に持って帰ろうっと(*^^*) (2015年10月7日 1時) (レス) id: fb1d6bf13f (このIDを非表示/違反報告)
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